読書は過去の偉人との対話

2024年は「アウトプットの一年」というテーマを設定したので、自分が読んだ本や、記事、ニュースに対して考えたことや思考をしたことをアウトプットとして残してこうと思っています。

私は今35歳(♂)なのですが、15年前の学生の頃と比べると圧倒的に脳みそが劣化していることを感じます。

当時は気になる新刊が発売されるとその日の中に読破し、気になるところや心に残ったことをシェアハウスの仲間たちとディスカッションを重ねる日々でした。その頃に読んでいた「ドラッカーシリーズ」や「ジャックアタリ」「立花隆」など読んではそのテーマについて深夜3時ごろまでずっと語り合う。
もちろん翌日は授業には間に合わず、また課外活動にふける。というしょうもない毎日を送っていたけど、今振り返るとそれはまさに

インプット✖️アウトプット✖️知の融合

のコラボで新しい気づきや自分の中での落とし込みなど、それはそれはすごい速さで物事を吸収していたなと感じます。

そのベースもあって、社会人になって自分で何社か経営をする立場になってふと今の自分を振り返ってみると、なんと劣化していることか!!

とショックを通り越して絶望を感じたのが2023年年末。

恒例の年末に一年の振り返りを皆さんされると思うんですが、その時僕も同じく「今年自分が新しくできるようになったことはなんだろう?」という問いかけに、一筆もペンが進まず、10分ぐらい白紙のノートと睨めっこ。

何か搾り出そうと考えても何も出てこず、、、、
振り返ると仕事ではできるようになったタスクをより効率的にアウトプットをすることはしていたし、余計なタスクを削ってスリム化させたり(俗にいうパレートの法則)などはしたが、新たにチャレンジしたことというのは何も思いつかない。
プライベートでも仕事が終わるとその間はyoutubeでしょうもない1ヶ月後には誰も覚えていない時事ネタを話すyoutubeタレントの動画をずっと聴きながら、別画面で高くなりすぎて手がでない不動産サイトを永遠と見る。。。という生産性ゼロの時間しかしていないような気がしてしまったんです。
リモートで仕事ができるようになったので、人と会うための移動もせず、家の中に居続ける。そしてその家の中を快適に過ごすためにインスタグラマーの「買ってよかった10選!」シリーズなどを永遠と見続ける。。。

振り返った時に、なんとも平凡と退屈な「頑張ってるつもり病」にかかっているなと実感したわけです。

なのでこの病気から回復するために、まずは

①インプットの質を高めること
②アウトプットをする習慣をとること

をしようと決めたわけです。大人になると友人たちも世帯をもち、夜な夜な語り合うことや、ちょっと気になった時に電話をして意見を聞くなどもしにくくなります。
「今奥さんと夜は過ごしているだろうからな・・・」
「今電話しちゃうと寝かしつけてるのに起こさないかな・・・・」
などアウトプットがなくなり、そして彼らも家庭を持つと家庭の中での会話が増えるのでどうしても男性友達は奥さんと家のことベースしか話さない。とすると社会の情勢や未来のビジネスの話、最先端の技術が社会にもたらす影響、、、などの話題は一切なくなり、視座というか視点というかが非常に現実的になる。イデコどうしてる?ニーサ何にした?など「THE.現実的」なテーマしか話す話題が無くなってきて、だったら電話して話すのもな・・・と思ってしまう。

方や、インプットの方もインスタントなニュースやだいたい同じようなことを言っているおすすめされた動画が永遠とサブリミナル効果のようにyoutubeのトップに出てきてまたそれに貴重な時間と意識を無意識のうちに取られてしまう。

中途半端に時事ネタに詳しくなり、仲間や知り合いに話すと「よく知っているね〜」となるんだけど、自分の意見ではなく受け売りの誰かが言ってた話を自分の意見のようにいうだけ。

これでは学んでいるようでなんも身になってないな〜〜と危機感を持ったので、noteに記して自分へのトレーニングと戒めとして残していこうと思っています。

誰に話すわけでもなく、自分の自己満のためのnoteですので気になった方だけで全然ありがたいので、コメントなどで知的な対話の相手をしてもらえると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

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