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置き換えプロセスを発動するとインプットは楽しい

こんにちは。こいけです。


「学び続ける」


人生100年時代と言われ、健康寿命も職業人生も延び続けるこの時代。
学び続けることは年齢に関係なく必要とされ続けるであろうスキル。

わたしは幼少期から本を読む習慣があまりなく、社会人になっても変わらなかった。活字を見るとすぐに眠くなってしまう。


それでも


「周りが読んでいるから」
「読めと言われたから」


不純な動機で本を買っては積み上がるだけの日々。


そんなわたしも今は「学び」と自然に暮らせるようになってきた。
いや、「学び」というのはすこし堅苦しい。


「インプット」


この方がしっくりくる。


本は年間何百冊も読むわけではないし、読むスピードも遅い。
それでもインプットをすることはもう生活の一部になっている。



学ばなければ!
と学ぶを義務と捉えていた頃はインプットは進まず頭にも入ってこなかったけど、捉え方を少し変えてみると見え方が変わってきた



どのように思考を変えたことで、白目をむきながらのインプットが楽しさに変わっていったのか、整理してみる。


つながりを意識してみる


インプットをインプットで終わらせない。
アウトプットまでのつながりを意識してみる。

インプット(情報)

置き換えプロセス(思考)

アウトプット(付加価値)


アウトプットをしようとすると、言語化しようと自分の言葉に置き換える「プロセス」が発生する。そのプロセスによって人は「思考」をする。

例えば、

本を読んだら「これはこういう本」と言語化してみる。
セミナーを聞いたら「これってこういう話」と言語化してみる。
Kindleのハイライトを見返してアウトプットしてみるというのも良い。


一次情報に自分の思考を加えることで自分ナラデハのアウトプットになり、それが付加価値となる。


高さを意識してみる

インプットとアウトプットを線でつなげたら、今度は高さでとらえてみる。

例えば、
人事部の採用担当者が「自社のITエンジニアを採用したい」とIT部門責任者に頼まれたら、何を理解したら良いのか。
ITエンジニアというポジションについての理解を深めるというより、

ポジション

事業

企業

産業


と言った具合に、見る高さを広げてみる。


そのポジションが担う事業って?
その事業が構成される企業体って?
それらの企業が集合する産業って?



高さを引き上げてものごとを見ることで、全体像が見えてインプットはグッとはかどる。



広さを意識してみる


一見自分と関係のない分野や、興味のないものに目を向けてみる。
それを、自分の領域につなげてアウトプットしてみる。

自分の仕事だったら?
自分の業界だったら?
自分のクライアントだったら?

と、
無理やり自分に当てはめ類似性を探り、
法則や規則のようなものを見出してみる



そうすると、まったく興味や関係のない分野でも、
意外と自分の分野に活かせることに気付く。

おそらく世の中はどこかでつながっているのに、分野やカテゴリーが違うと視界から外れ、つながりが見えにくい。
そういう散らばっているものを紡ぐ視点が付いてくる
(わたしはまだひよっこレベル)

このように異なった分野の情報を自分の領域に転化できると、興味のない分野でも「覗いてみよう」という力学がはたらくので、分野問わず視野に入る範囲が広がり、結果的におもしろいくらいに情報が入ってくるようになる。
そして知見が広がる。

この話は全然分野違うけど、この前のセミナーで言っていたことと本質的には同じことを言っている。それなら自分の業界にも当てはまるかも!

と、
点と点が線でつながっていく感覚になる。
(わたしはまだたまにレベル)
それが新たなビジネスのアイデアになることもあるかもしれない。


インプットとアウトプットのつながりを意識してみる。

高さと広さを意識して情報を立体的にとらえてみる。

自分の分野への類似性を探り規則や法則を見出してみる。

こうなってくると、「インプット欲」がぷしゅぷしゅ出てきて、学んだり、人と会ったり、旅に出たり、何かを始めたり。
未体験でも分野問わず知的好奇心が刺激される。


インプットをインプットで終わらせない。
置き換えプロセスを経てアウトプットにつなげる。


そうすると、インプットは今よりもっと楽しい。


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