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変なホテル舞浜 泊まってみた

先日、変なホテルへ行ってきました。
「変なホテル」。
形容詞的な「変な」ではなく、「変なホテル」これがこのホテルの正式名称です。
この「変なホテル」ご存じでしょうか。

「変なホテル」は、2015年に長崎県にあるハウステンボスに1号店がオープンした、「世界初のロボットが働くホテル」としてギネス認定されているホテルです。
日本国内には20軒あり、フロントの恐竜ロボットや、客室のコンシェルジュロボットなどが導入されている、テクノロジーを融合させたホテル、ということで知られています。
また、海外にも進出しており、韓国ソウルや、アメリカのニューヨークにもあるそうです。
すごい!

「変なホテル」名前は聞いたことあったし、フロントに恐竜がいる、という情報だけは、知っていました。
ただ、これらの情報だけでは正直大人だけでは泊まらなかったでしょう。
が、3歳の息子は大の恐竜好き。
いつか行ってみたいなと思っていたところ、東京ディズニーシーに行くことになったので、ついでに近くにある「変なホテル 舞浜」に泊まってみよう!ということで行ってみました。

調べてみると、どうやら「恐竜ルーム」というものがあるとのこと。
これはぜひ泊まりたい!ということで早速予約。
閑散期だったからか(1月)、1か月前でも余裕でとることができました。

ということで、「変なホテル」に興味がある方や、ディズニー周辺なホテルを探している方の参考になるように、レポしていきたいと思います。
よかったら参考にしてみてください。

料金について

まず条件は以下の通り

  • 大人2人、3歳子ども1人(添い寝)

  • 1月の平日

  • 朝食付き

  • 一泊二日

  • 恐竜トリプルルーム

以上の条件で32,500円でした。
それを楽天トラベルのクーポン利用で28,250円となりました。
色んなサイトと見比べましたが、楽天トラベルのクーポン利用が一番安かったです。(子粋調べ)


館内は人間がいない

人間に会わない、というのが正しい表現でしょうか。
ホテルスタッフの方も絶対いるはずですが、会いません。

変なホテルは最新のテクノロジーを屈指しているホテルであるがために、受付もロボットです。
なので、通常であればチェックインからチェックアウトまで、ホテルスタッフの人間に会うことはありません。
宿泊者に会わなければ、最後の最後まで人間に会わずに済みます(会いたくなければ)
なので人間が好き!ホテルスタッフの優しさも旅行の醍醐味!と思っている人に、変なホテルは向きません。

朝食付きプランにしたので、朝食会場にはさすがにスタッフさんがいましたが、朝食なしプランにすれば本当にスタッフさんに一度も会わずして帰宅することになるでしょう。

ちなみに部屋の中にもロボットコンシェルジュがいて、彼に聞けばいろいろと情報が得られるそうです。
テレビをつけたり、照明を消したりすることもしてくれるようですが、いまち反応が悪かったかな・・・
子どもはいちいちやりたがって、それは面倒だったかも(笑)

お部屋のコンシェルジュ
引用:変なホテル公式HP
https://www.hennnahotel.com/maihama/?gad_source=1&gclid=CjwKCAiA_OetBhAtEiwAPTeQZ_b3PJ5X_FxcqbzrTG1yzqTTp8IVTZ6ZU86VJRqlrApstqRnflRJ5xoCJY4QAvD_BwE

恐竜がお出迎え

フロントは恐竜のヴェロキラプトルが担当してくれます。

受付のヴェロキラプトルさん

そしてこのヴェロキラプトル、結構渋い声でしゃべります(笑)
ヴェロキラプトルにチェックインを促され、写真の真ん中にある機会で予約名などを入力して、チェックインが完了。
そこから必要な数のルームキーが現れます。

ロビーでは大きなティラノサウルスが動きます。

右が動くほう

息子は怖いといって近寄りませんでした(笑)
ロビーには恐竜のUFOキャッチャーやガチャもあるため、誘惑だらけです。
ここが第一関門といっても過言ではありません。
ご注意ください。(笑)

また、チェックアウト時も、ヴェロキラプトルのいる受付にある機械にルームキーを入れることで完了します。

お部屋の中も恐竜がいっぱい

1日2室限定の恐竜ルームプランにしたので、お部屋の中も恐竜がいっぱいです。

左側奥手にあるカーテンの裏側のレースカーテンも恐竜です

壁や、お布団、レースカーテンまで恐竜です。
恐竜の人形や、ぬいぐるみも置いてあります。
恐竜の本もあったり、プレゼントの恐竜のおもちゃも2つ用意がありました。(何がプレゼントになるかは当日のお楽しみとのことです)
恐竜が大好きな息子は大喜び。
部屋に置いてある恐竜でずっと遊んでいました。

コップや歯ブラシ、お風呂なんかは通常だったので、この変はまだまだ改良の余地ありだと思います(誰目線笑)

アクセス

変なホテル舞浜から最寄りの舞浜駅までは徒歩18分とのなので、大人だけであれば歩ける距離だけど、子連れや荷物があると厳しいですね。
車ならディズニーランドから4~5分。
舞浜駅からはタクシーで1000円で行くことができました。
ちなみに変なホテル舞浜のすぐ近くにはバス停があって、舞浜駅や浦安駅に行くこともできます。
バスは舞浜駅まで片道大人170円。

駅とホテルをつなぐシャトルバスもありますが、本数は多くないので、路線バスでいくか、タクシーで行くのがおすすめかな、と思います。

引用:変なホテル公式HP https://www.hennnahotel.com/maihama/access/

車で来た方には、駐車場もホテルの目の前にあります。

引用:変なホテル公式HP https://www.hennnahotel.com/maihama/access/

事前予約も普通車で10台可能です。
私たちはそれに気づくのが当日だったため、予約がいっぱいで当日受付の駐車場枠に停めました。
当日であれば先着順です。
16時くらいに行きましたが、停めることができました。

料金は以下の通り

・事前予約の場合

平日  昼12:00~翌日昼11:59 2000円

土日祝 昼12:00~翌日昼11:59 2500円

・当日利用の場合

全日 【通常料金】0:00~24:00 30分/300円

   【最大料金】15:00~翌日10:59 2,000円

引用:アクセス・駐車場 | 変なホテル舞浜 東京ベイ【公式】 (hennnahotel.com)

ちなみに事前予約だと上記時間内は出し入れ自由とのことなので、予約ができたら予約することをおすすめします。
予約は利用日の13日前から可能だそうです。

周辺情報

目の前の交差点を渡った先にローソンがあり、もう少し歩くとセブンイレブンがあるので便利です。
周辺に飲食店は多くなさそうだったので、夕飯を考えている方は、ディズニー周辺まで行くほうが無難だと思います。
一応、ホテルから見えるところに松屋と大衆的なお寿司やさんがありました。(2023年1月情報)

その他のポイント

部屋の広さは23.5〜24.5平米とのことで、狭くもなく、広くもなく、ちょうどよい広さです。

バスタブ付きのお風呂は、広くて子連れにはGOODポイントでした。
また、添い寝無料の子ども用にバスタオルも人数分用意してくれていました。

ちなみに朝食付きにしたのですが、朝食付きにした理由は、こちらも恐竜が関係していたから。

朝食会場の名前は「ジュラシックダイナー」といい、こちらも一面恐竜づくし!
というほどでは正直ありませんでしたが、恐竜型ナゲットがあったり、和洋様々な料理が、子どもにも大人にも合うようなラインナップのブュッフェスタイルでした。

朝食会場 ジュラシックダイナー
ジャンクばかり選んでしまったので恥ずかしいけど 一例

納豆やサラダ、きんぴらなどのヘルシー系もあれば、パンやフライドポテト、カレーなど子どもの好きなものもたくさんあって、どれを食べようか迷うほど。
もちろんサラダやごはん、みそ汁などもあって、2泊しても飽きないようなラインナップでした。
梨のジュースやりんご酢もおいしかった!
当日ディズニーでなければもっと食べたかったなあ。

ひとつ残念な点はベッド。
マットが薄かったです。のわりに腰や背中が痛くなるなどがなかったのが不思議なのだけれど。

総評

変なホテル舞浜、総じてとてもよかったです。
恐竜好きな子どもにはもちろん、アクセスやお風呂などのポイントも抑えられていて、大人にとっても満足度が高かったです。

ディズニーの前泊に変なホテルを利用したのですが、
息子は「ディズニー行きたくない、ここでお留守番している」
というくらい変なホテルが気に入ってしまいました。
チェックアウトしたあとも、「また恐竜のところ行きたい」というほどだったので、ここを選んだ親としてはこんなに嬉しいことはないですよね。

ちなみに、恐竜ルームがあるのは変なホテル舞浜以外にも、西葛西、博多、金沢、なんば、仙台などがあるようです。
同じ恐竜ルームでも雰囲気もそれぞれ違うようなので、恐竜好きなお子さんがいて、これらの都市に行く際は変なホテルを検討してみてはいかがでしょうか。

以上変なホテル舞浜行ってみたレポでした。
どなたかの参考になったらうれしいです。

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