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父の透析拒否事件

今日、施設から連絡があり
父が透析を拒否しているという

理由は、透析前の体重測定から
透析に行くまでに待たされること

父いわく、大嘘をつかれた
対応が悪かった
長く待たされ、蔑ろにされたとのこと

施設長さんは困ってらして
昨日もそれでスキップしたので、
今日は透析をしておきたいとのことで
娘さんから説得して欲しいと、、

私でも最近の父の頑固さ(認知による)は
なかなか手強くて、大変だと思うけど
やるしかない

早速、父と電話で話した
父は仏頂面(電話なので見えないがw)
ほとんど話さない 

まずは、

元気ー?から入る

父:元気じゃないよ!(むっすり)

私:透析してないんだって?
父:謝るまでしないよ
……
〜〜日頃から感じてる不満をあれこれ言う

20分くらいは
ひたすら全力傾聴、全力共感

カウンセラーという本業を発揮し、
それは、嫌だったよね
怒る気持ちもわかるよ
いつも我慢してたんだね

そして、20分くらいたったところで
少しづつ、全体の状況に
視野を拡げてもらえるよう
私の意見を挟んでいく


でも、職員さんも忙しい中
じいじのことだけしてる訳じゃないし
人間だから忘れちゃったり
上手くできないこともあるよね
一生懸命やってる人を責めても
何も解決しないよね

父:だから、謝罪して、、

あーまだダメだ
また全力傾聴、全力共感に戻り

行きつ戻りつ、何度も透析をしたほうが、
父にとっていいということを伝える

本当は、そんなクレームジジイ
施設の職員に嫌われて厄介に思われるよ?
と言い放ってしまいたい(笑)

が、私までそれを言ってはおしまいだ
父は益々意固地になってしまうし
父の味方がいなくなってしまう

だから、ひたすら、話を聞き
父の言い分はよくわかるけど、
謝ってもらっても何も解決しない

それより、体調が悪くなる方が
困るから、透析をしよう?と言い続ける

最後は私のお願いだから、
聞いて欲しいと泣き落としに近いことも

最後までうんとは言わなかったが
なんとか、考えるというところまで持ち込み
電話を切った

その後、施設長から電話があり、
今日は透析ができることになったと
ひとまずほっとした

でも、毎日のことで
今後も手に負えなかったら
電話させてもらうと

私も私が話せば鶴の一声なら
いくらでも協力したいが
父は、なかなかの強者なので、
軽く1時間かかるしなぁ

歳をとって頑固になり
さらに認知症という病気もあり
感情のコントロールが出来ないと
言うこともわかるが
これじゃ、父も生きずらいし
しんどいだろうなぁ

施設や職員さんにも仕事とはいえ
嫌な思いをさせて、本当に申し訳ない

毎日、感謝して穏やかに過ごし、
気持ちよく介護をして貰えるように
振舞って欲しいんだけどなぁ

明日もなんとか
透析が気持ちよく出来ますように



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