インフルエンザに感染中なので、昨日は一歩も外に出なかった。一日のほぼ全ての時間を寝るか、座っているかのどちらかだったのだけれど、これ、非常につらいのだ。

まず体が疲れる。一日で100歩くらいしか歩いていないのに、である。大前提として、体調が万全ではないという事情があるのだが、たとえ健康体だったとしても、寝るか座るか2択の生活は相当疲れると思う。在宅ワークでずっと座りっぱなしで仕事をしている人は本当にすごい。私にはできない。

次に、というかこれが一番なのだが、精神がもたない。一日中家にいることが耐えられないのだ。

外の空気を吸いたい。街を歩きたい。人目に触れたい。そんな欲望がむくむくと出てくる。

私は都会が好きだ。陰キャなので、誰にしゃべりかけるわけでもないし、素敵な出会いがあるわけでもない。それでも、たくさんの人の視線があるだけで落ち着くのだ。

誰も自分に関心を向けているわけではないけれど、視界には入っている、あの感じ。たぶん誰も見ていないけれど、もしかしたら誰かに見られているかもしれないという、あの感じ。

そんな適度な弛緩と緊張を求めて、いつも私は外に出る。カフェで仕事をし、休憩のときは散歩する。意味もなく外出し、意味もなく歩くのだ。

アクティブ陰キャ、早く街に出たいっす。インフルよ、さっさと治れ。

※この記事は2024年4月6日にTwitterにて公開したものです。