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しなやかに、したたかに【#29何があってもマイペンライ!】

このエッセイは前日の夜に書くことが多い。が、今回は朝書いている。今朝は5時に起きた。白湯を飲んで、Voicyを収録して、今エッセイを書いている。

インフルエンザになったことで日常を省みると、やはり生活が乱れていたのだと思う。世界一周から帰国直後は毎朝5時起きキャンペーンをやっていたのだが、そこからニュージーランド旅行などもあり、気がつけば、就寝時間未定、起床時間未定の生活を送っていた。

自分の弱さはこういうところにある。やたらとキャンペーンをやりたがるのだ。だがキャンペーンはいつか終わる。そしてキャンペーンが終わると、無法地帯になる。

私は0か100かで考えてしまいがちだ。生きるか、死ぬか。食うか、食われるか。やるか、やらないか。

このゼロヒャク思考は極めて危険だと思っている。良い人生を送るにはよろしくない思想ではないかと。

4月1日のエッセイで「やるか、やるか、やるか」と書いた。この言葉には2つの意味が込められている。1つ目は「やる以外の選択肢はない。絶対にやってやるぞ」という意味。重要なのは2つ目で「色々な形を模索しよう」という意味だ。

たとえば早起きがミッションだとする。「やるか、やらないか」の発想だと、5時起きをするか、ノールールかの2択となる。5時起きができなかった時点でゲームオーバー。もはや何時に起きても一緒である。となると私の場合、11時起きとかになってしまうのだ。

一方で「やるか、やるか、やるか」の考え方は「やるか(5時起き)、やるか(6時起き)、やるか(7時起き)」といった感じで、早起きの選択肢が生まれる。理想は5時起きなのだけれど、それが難しければ6時起きを目指す。6時も厳しければ7時でもいいじゃない?となる。

一見すると、弱そうな考え方だ。しかし実は「やるか、やるか、やるか」思考の方がしなやかで、ミッション遂行の確率を上げると思う。挫折が存在しないからだ。

さて。これから生活習慣を整えていこうと思う。5時起きが理想ではあるけれど、6時起きだっていい。7時でも十分早い。

強さは脆さだ。私は強い男を目指さない。しなやかに、したたかに生きていきたい。


※この記事は2024年4月10日にTwitterにて公開したものです。

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