心理的安全性はなぜ安心な職場とは違うのか
心理的安全性という言葉がある。英語だとサイコロジカルセーフティという。
この言葉は噛み砕くのに時間がかかった。まず、心理的だったら「安"心"」じゃないのかというのが最もはじめに感じた疑問だった。
心理的安全性のある職場≒安心な職場、で通じてしまわないかというところに、流行語臭さを感じ取った。
ただ、多くの方が知っての通り、「食の安心・安全」というように安心と安全には意味の違いがあるからごちゃまぜにされずに併記される。単に安心な職場と心理的に安全な職場は意味が違うのだ。
安心の反対は不安、安全の反対は危険である。安全は安心を生み、危険は不安を生むという関係がある。
では、安全と安心はどう違うか。安全は基準を満たしているというような絶対的なものであり、安心は主観的なものだ。主観的なものは整えられない。だから、安全性なのだ。
では、心理的の方はどうか。これを考える際にブレストのルールであるオズボーンのチェックリストが頭をよぎった。
ブレストをする際には「批判禁止」と言われることが多いが、実はブレストの目的は批判であり、原典では「判断留保」なのである。
つまり、あとで徹底的に批判(非難じゃないよ)できるように良し悪しの判断を留保するということなのだ。
これは、仕組みとして「安全」な機構が整っていると言える。
心理的安全性の高い職場とはぬるい職場とは別物とよく言われるが、このアナロジーからもわかるだろう。
では、心理的安全性とはなにか。
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にしようかなと思ったのですが、やり方がわからないので書くのを止めました(笑)
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