見出し画像

去年8月26日の突然の解雇通達から1年たちました

8月26日 私が27年勤務した会社から突然解雇を言われて1年たちました。

去年、朝9時半にグループリーダーの女性からオンランイン会議のリクエストがあり、いつも何も言わない女性が今日はなぜか世間話をするなと思っていたら突然、部門長が現れ、

いきなり
「10月1日の組織改正であなたのポジションはなくなります。
次の3つの選択があるので、今決めてください」と。
以前に解雇された人の話をきいていたので、全く同じ選択。

でもいざ自分が言われると、何を言っているのか理解できずに、一旦考えさせてくださいと言っても、

「わからないところはなんですか?今決めてください」と

その3つの選択は早期退社を選ぶ以外はないもので、早期退職をとりますとお伝えすると、この話は、こちらがOKするまで誰にも話さないでくださいとのこと。

上司2人はこの後も自分の仕事である玉突き人事を進めるのに忙しく、「では」とぶちっと会議は終わり。

会社はあと1ヶ月と言われ、そのあとの生活はどうなるのか、この1ヶ月でやならくてはいけないことは何なのか、頭が大混乱して、仕事どころでなくなりました。

一人でこれはうけとめられないと、辞めた友達に連絡して。

上司2人は私の返事しか興味がないようで、会社の最終日も決まらず、人事部の仲良しが、有休消化で10月末にしたほうがいいとのアドバイスで、やっと会社の在籍は10月末まで。会社の最後日は9月末と決まったのは9月12日。

それまで、上司に連絡しても、何も返事がなしで、最終日も決まらず仕事どころでないと思いながらも、契約書の作成の仕事は毎日忙しく。

みんな普通に接してくるのに、私は1ヶ月後にはいないから、この契約にはかかわることはできないんだと、でも言うなといわれているしと、3週間ほどとても辛かったです。

やっと9月23日にグループ内に10月人事を伝えるので、9月26日に辞めることを伝えてよいと言われて、仕事に影響がある人のみ9月23日に後任者を伝えるメールをだしました。

私は27年勤めていて、研修の先生として、全国を回っていたので、20年ぐらい一緒に仕事をしてきた人がいっぱいいて、急に私からメールがくるとびっくりするかもだけと、最後にご挨拶したいなと、100名以上のメールアドレスを手打ちして、最終出社日の4日前の午後に一斉送信しました。

そうしたら、電話は鳴るわ、メールやチームズのチャットメールが一瞬でいっぱいになるわ、大変な騒ぎになりました。

チームズのチャットで一度に受信できる数が決まっているみたいで、後でみれてなかった人が沢山いたんだとわかりました。

解雇通告してきた上司2人は、セリフのような機械的な言葉のみで、”お疲れ様”も、”ご苦労様”といった人間的な言葉は何もなく、

コロナで2020年4月から出社は原則禁止されていたので、誰にも会えず、送別会もなく、27年勤めてきた会社の最後がこれだと思うととても寂しく、懐かしい人たちから一斉メールや電話がきたときは、涙がとまりませんでした。

社員数200名だった時に入社して、3社合併して2000名の会社になり、研修チームを立ち上げて、17年間、研修をして、偉い人も若い人も私の新人研修を受けているので、大抵の人を知っている会社を去るのは、もうみんなに会えなんだと。

営業部所属で、営業会議に出席したり、営業員同行や商談に行ったりと、営業も知らないのに営業の研修してるの と言われないように、優秀な営業員行動などを研修に取り入れながらやってきました。

人が好きだったのと、学ぶことが好きだったので仕事は大好きで、この仕事をさせてもらえる私は幸せだなっと感じながら働いていました。

一人で会社を去るのだと覚悟をしていたのですが、仲良しの友達たちが、緊急事態宣言中にもかかわらず、最後の日の夜に集まってくれて、花束をくれました。

最終日も、引継ぎが終わらず、17時半まで、仕事して帰るところをずーと友達が待っていてくれて、泣きながら送ってくれました。

上司2人からは9月12日のオンライン会議以来、メールも何もなかったけど、友達たちに送ってもらえて幸せでした。

最終日にわかったのですが、私の他に5名同時に解雇されたと。

会社からかん口令が出されていて、最後の日に挨拶のメールがきました。

みなさん20年以上会社に貢献された方ばかりで、コストカットの為に解雇されたとはいえ、何もなくひっそりと会社を去っていかれて。

私は最後に仲良しの友達に送ってもらえましたが、コロナでなければ、最後に花束もらって、挨拶でもできたのに、こんな最後はないんじゃないのと、一人誰もいないオフィスで最終日に仕事をしながら怒っていました。

9月末で仕事が終わり、何十年ぶりに会社員でなくなり、社会保険の手続きが国民健康保険なのか、会社の継続なのか、年金は?住民税は?確定申告?ふるさと納税?わからないことだらけ。

あと1日誰とも話さないことが耐えられなく、10月から12月まで、お世話になった人たちに一区切りのご挨拶もかねて、定期券を買って毎日ランチしていました。

会社員って会社が色々やってくれていたんだなって。
何もわからなく、会社を辞めてから、本当に沢山の人たちに助けてもらいました。

やっと、会社員でない生活にも慣れて、今NOTEを書いています。

知らない人と繋がるってこわいなって思っていました。

フェイスブックも友達のみ。会社の人ともプライベートが知られるのが嫌でブロックしていました。

10年間私を担当している美容院のお兄さんが、私が大金をつぎこんで学んだことを共有したらと。

私も20代、30代はストレスなどで、本当に体が大変だったのですが、食や体を勉強するにつれ、今の方が体が楽で、みなさんのヒントやきっかけになるならとブログを開始しようと。

せっかく書いたブログを読まれるようにNOTEとtwitterも始めました。

まだ1ヶ月ですが、色々な方々の考えや活動を知ることができ、会社員の時とは全く違う世界があるのだなと。

会社員の時は、60歳まで働いて、年金で生きていくという人生しか考えていませんでした。

去年の今頃は色々な感情が沸き上がり、混乱して大変な時でしたが、今は、早期退職をこの年齢でやってよかったと思えるように、やっとなってきました。

ブログでもそうですが、60歳で新しことをするのは大変だと。

SNSの世界はまだ、どのような可能性があるのかはよくわかりませんが、とりあえず、当初の目標の、誰かのヒントになるかもしれない「食」と「体のつかいかた」のブログを完成させて、私が学んできたことをどのようにGIVEできるか考えていきたいと思っています。

ハローワークに行くと、沢山の方々が仕事を探されています。

これからは今までの価値観から大きく変化する働き方になるのではと。
特にコロナの2020年からですね。

会社に守ってもらう働き方ではなく、自分が事業主の働き方に移行していくんだろうなと。

あと知らない人と繋がることは、可能性も広がるのだと感じています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

画像1
みんなからもらった花束💐







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?