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長く愛され続けるゲームコンテンツ、その理由は…?

はい、どーも。りゅうパパです。
このブログは、子供が寝静まったあとにパパが本音を語るブログとなっております。

昨日から『ゲームの企画書① どんな子供でも遊べなければならない(電ファミニコゲーマー編集部)』を読み始めました。


さくまあきら氏のゲーム本が読みたくて…

と言うのも、最近、自分はPCの『RPGツクールMZ』でRPGを作り始め、そう言えば子供の頃にさくまあきら氏のゲームデザイン入門書『桃太郎秘伝(上下巻)』を読んだことを思い出し、再読したくなったのです。

ですが、その桃太郎秘伝は30年ぐらい前の本で、検索したら古本なのに1万円以上の値段となっており、購入することを諦めました。そんなこともあって、さくま氏のゲームデザイン本を読みたい欲求から、検索したらこの『ゲームの企画書』を見つけ読み始めた感じです。

あ、さくま氏を知らない方に説明すると…昔々は『少年ジャンプ』の読者ページ『ジャンプ放送局』の構成などを担当し、その後、ゲーム制作を開始し『桃太郎伝説』『桃太郎電鉄(桃鉄)』シリーズを作った偉大なゲームクリエイターです。さくま氏は知らなくても、桃鉄を知らない人はいないでしょう。

今も愛され続ける桃鉄、ポケモンってすげえ!

この本は、歴史にその名を残す名作ゲームのクリエイターたちのインタビュー本です。

そんな本の内容とは微妙にズレてしまうかもしれませんが、この本を読んだ自分の感想は…「今も愛され続けるコンテンツ作った人、すげえ!」です。

さくま氏で言うと、桃鉄は今年で36周年であり、wikiで調べると令和になった今も新作は累計100万本以上を売り上げる超キラーコンテンツであります。

桃鉄が生まれる前にだって、人生ゲームだったり双六(ボードゲーム形式)のゲームは存在したかもしれませんが、それを誰だって楽しめる内容に調整し、キングボンビー(※)のようなオリジナル要素などを入れ、国民的ゲームにしたことはとんでもなく偉大なことです。(※ボンビーの存在は様々な人の反対もあったそうです。ドラクエの堀井雄二も反対したそうです…)

この本には、『ポケットモンスター(ポケモン)』シリーズの生みの親・田尻智氏も登場します。(あれ、今気が付いたけど…もしかしてポケモンの主人公サトシって田尻智氏から来てる?)

ポケモン誕生以前だって、ドラクエ・FFなどRPGは数多く存在したものの、ゲームボーイに通信ケーブルを繋げ、友だち同士で対戦しポケモンを交換できるシステムで、ポケモンは子供たちを中心に人気が爆発しました。ネットワーク環境が進化した今でこそ通信対戦等は当たり前ですが、1作目当時の1994年にはかなり画期的だった記憶があります。

その後は皆さんのご存じのとおり、ポケモンはゲームは勿論、アニメ・映画と、日本だけではなく世界中で今なお愛され続ける怪物コンテンツでございます。

勿論、アクションとかシューティングゲーム1本ヒットされるだけでもすごいのですが、桃鉄もポケモンも、そのジャンルを進化させたと言いますか、その後のフォーマットを作ってしまったことがとにかくレジェンドなのです。

フォーマットを作った人がすごい!

この本に堀井雄二氏は登場しませんが、ドラクエだってそうです。ドラクエ以前に、ウィザードリィやウルティマなどのRPGは存在したものの、初心者にも分かりやすいよう日本流に改良したことが革命的なのです。

本来「道具屋」なんて言葉は存在しないのに、道具を売っているから道具屋と名付けちゃう堀井雄二氏のセンスがすごすぎます。今では、様々なRPGが当たり前のように道具屋の名を使っていますから。

更にこの本から逸れますが、ゲーム以外の漫画の話をすると、ゆでたまご先生の漫画『キン肉マン』だってすごいです。ゆでたまご先生には『闘将!!拉麺男』と言うアニメ化したヒット作もあるものの、基本キン肉マンの一発屋と思われがちです。

ですが、キン肉マンのギャグ漫画から→シリアスな格闘漫画になる流れは、途中から路線変更した『ドラゴンボール』『幽遊白書』などにも影響を与えています。

ドラゴンボールの天下一武闘会は、キン肉マンの超人オリンピックから。ラディッツ登場後の強さの数値化は、キン肉マンの超人強度を参考(※)にしたとも言われております。(※鳥山明先生ではなく編集の鳥嶋氏の意向ね。)

そんなわけで、最近だと『マッシュ』にも引き継がれていそうな、ジャンプ漫画の偉大なるフォーマットをキン肉マンが作ったと言っても過言ではないでしょう。

そして、キン肉マンは、桃鉄、ポケモンと同様に長く愛され続け、連載開始から45周年の今年アニメ化まで予定されております。

プロレスだってそうよ!(雑談)

最後に、もっとこの本から逸れると、僕の好きなプロレスだってそうかもしれません。大男ばかりだった日本のプロレス界にジュニアヘビー級を根付かせた藤波辰爾、ハイスパートレスリングで人気者になった長州力…と時代を作ったプロレスラーも、過去に似たようなスタイルはあったにせよ新しいフォーマットを作っているのです。

A猪木の異種格闘技路線、アメリカンスタイルの武藤敬司と蝶野正洋もそうです。大仁田厚のデスマッチもそうです。逆に、第三世代と言われる永田、中西、天山、小島は、新しいスタイル・フォーマットを作ることができず、天下を取り損ねたのかもしれません。(健介も)

他にも、UWFへの移籍は本意じゃなかったかもしれないし、そのスタイルは佐山聡の提案だったかもしれませんが、その不器用さがUWFスタイルにマッチした前田日明もプロレスの新しいフォーマットで支持されました。

前田より強く素晴らしいU系レスラーもいるかもしれませんが、そのフォーマットの第一人者として、前田は今もファンに愛され(憎まれ)語られる存在であります。

まとめ

気付いたら、既に約2400文字も書いておりました。

この『ゲームの企画書』を読んだ感想は、本の内容とあまり関係ないかもしれませんが「今も愛され続けるコンテンツ作った人、すげえ!」です。

そして、そんな愛され続けるコンテンツを作った人は、必ず新しいフォーマットを作った人であると言うことです。

今回は、とにかくそれが言いたかった感じです。
以上。では、また。
(あ、スト2とかガンダムもそうだね!)


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