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世にも奇妙なカタツムリロボット

今改めてロボットが注目されています。

以前から何度かブームがありましたが、今回はヒューマノイド、つまりヒト型です。

1つのきっかけは、やはりイーロン・マスクの手掛けるTeslaが量産を目指していることだと思います。

改めて過去記事を載せておきます。

個人的には、ヒト型にこだわる理由がそこまで腹おちしないのですが、各社しのぎを削っているようです。

という人型ロボットブームの中、異色のロボット開発に関する記事をみかけました。

ようは、
カタツムリを模したロボット研究を進めている今後医療にも応用したい、
という話です。

上記事から画像を引用します。

上記記事内の図

ちょっとオリジナルとは異質な風貌ですが、殻のないカタツムリと思ってください。

動画が見つからなかったので想像するしかないですが、地面の設置部に足状の箇所が空気圧で膨張を繰り返し、ヌルヌルと滑っていくようです。

そもそもですが、元祖のカタツムリの動きもどのように動いているのか不思議です。1つだけ調べたサイトを載せておきます。

ようは、地面に接するお腹を波打つように動かして、滑らかに移動するようです。ポイントはその時に出す、あの「粘液」にあるようですね。(エピフラムと呼ばれるそう)

この粘液もあって、動きの自由度は生物界トップクラスとのこと。勝手ながらカタツムリを見直しました。

今回のロボットでも、人工的に注射器状のものから粘液を放出する設計になっています。

で、今回のロボット、やはり一番気になるのは
「なんのために開発したのか?」です。

単にカタツムリが好きだから、でもいいですが、どうも将来的には医療ロボットへの応用を考えているようです。

もっといえば、人体の内部でも移動できるロボットです。

この発想は奇抜でもなんでもなく、以前から体内に病院を設計し、ナノロボットで治療にあてよう、という考えはあります。

日本だとこんな組織もあります。

確かに、どんな場所でも移動できるロボットなら、理解できます。

体内にカタツムリが・・・と考えるとちょっと気持ち悪いですが、よく考えると体内には無数のウイルスと共生しています。

人工的なカタツムリとも将来的に我々と共生し、健康を維持できると考えると、今後カタツムリを見る視点が変わりそうです。

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