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旅本で旅行に行った気分になる

なかなか遠出できないこのご時世、旅に行った気分になれる本を読み返しています。1冊目は『美しいものを見に行くツアーひとり参加』。ここ数年、益田ミリさんが好きでよく読んでいるのですが、冒頭の「美しいものを見ておきたい。40歳になった時、なぜか急き立てられるような気持ちになりました。」というのに激しく共感したのです。私も出来る限り死ぬまでに見てみたいものは体力のあるうちに行っておこうと思うタイプなので、実はこの本を読んで新婚旅行の行き先にオーロラ鑑賞ができるイエローナイフを選びました。40代、人生の健康寿命を考えるとそろそろ後半戦かしら。なんとなくいつか行ってみたいと思っている場所にも、えいや!と思い立たなければ、いつかなんてそうそう来ないものではないだろうか。益田さんはプロの作家さんなので独自の感じ方や表現の仕方で綴られていて、さらに一人で添乗員同行のツアーに参加しているので参加者達との微妙な関係なども面白いです。最近文庫本になって発売されたようで、新たにプリンスエドワード島編も加筆されたみたいです。


2冊目は、さくらももこ先生の『ももこの世界あっちこっちめぐり』。これは確か私が大学生の頃に出合って、まだ海外に行ったこともなくて、外国に憧れを持つきっかけになった大切な一冊。特にスペインのガウディ建築は絶対観てみたい!と思って卒業旅行はスペインに行ったほど。それ以降も、ももこ先生がバリ島で食べていたナシゴレンが食べてみたい!とバリ島に行き、同じスパでマッサージを受けたり、同じカフェに行ってみたり。かなり影響を受けています(笑)
早く以前のように自由に旅行ができる日が来るといいなぁ。


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#読書記録 #読書

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