灯台を立てるように、記事をつくる。

ある旅人が、レンガを積んでいる3人の職人に出会い、「ここで何をしているのですか?」と尋ねた。

1人目は「レンガを積んでいるんだよ」と答え、辛くて不公平な仕事だと考えていた。

2人目は「大きな壁を作っているのさ」と答え、家族を養うために仕事があることに感謝していた。

3人目は「歴史に残る偉大な教会を作っているのさ」と答え、完成した教会に訪れる人々の幸せまで考え、意義を感じて働いていた。

このイソップ物語に登場する「3人のレンガ職人」の話は、働く上でのモチベーションに関してよく引用されることがあるので、聞いたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

同じ仕事をするのでも、取り組む人がそこにどんな意味を見出すかによって、仕事のやりがいが変わってきます。

僕は社会人としてのファーストキャリアはwebの編集者だったのですが、初めて2年くらい経つころには「この仕事をしてなんになるんだろう?」とふてくされていた時期もあって。ただレンガを積むレンガ職人の状態になっていました。

ところが最近は、「歴史に残る偉大な教会」ほど壮大ではないけれど、僕も「グリーンズ 求人」で記事をつくるときに、「これはただの記事じゃない。灯台を立てているんだ」という意味を見出せるようになってきました。

採用広報のための記事なので、もちろん結果は採用につながってほしい。でも、たとえ採用につながらなくても、日々の仕事に追われて暗い気持ちになっている方が、この記事と出会って「こんな会社もあるんだ」「こんな仕事もあるんだ」と、少しの希望を持てる。

そんな、暗闇の中でそのかたの未来を照らす、灯台の灯りになるような記事をつくれたらと思っています。

たとえば今日公開されたこの記事もそう。個人よりも組織の論理が大切にされる会社もある中で、本当に人の価値を尊重しているヒューマンバリューさんは、僕にとっても希望になりました。


noteの存在もあって、たくさんの方が記事をつくるようになっています。でも、noteを描き始めたけど続かない人も多いはず。

「ちょっと書くモチベーションが下がってきたな」という時には、「これはただの記事じゃない。この記事でたった一人、誰かが生きる希望を持てるようになるかもしれない。この記事は、灯台の灯りなんだ」と思えたら、少し書く気持ちが盛り上がってくるかもしれません。

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山中康司

人生のものがたりを紡ぐ

ナラティブファシリテーター山中康司が、「人生とものがたり」について日々考えること。
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