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たいせつ【ライオンのおやつ】

星野源の「光の跡」にも似た感情になった。
「生きたい!」と思えるような、温かい気持ちになる物語。
1日1日を淡々と、でも大切に生きていこうと思えます。

同級生が亡くなってから、死について考えることが多くなった。
まだまだ先だと思っていたことが、急に近くに感じられる。

同級生が急変した時の方がよっぽど怖くて悲しくて、どうしようもなく不安になった。
亡くなったときはなぜかあっけらかんとして、気分は乾燥していた。

泣けない自分はダメだなーと思ってたんだけど、
彼女のお葬式の雰囲気もなんだか明るくて。

あ、きちんと生き抜いた人の死ってこんなにも「生きたい」と思うんだって、その時初めて感じた。


「ライオンのおやつ」を読んで自分の体験に、妙に納得した。

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