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大切な人に手紙を書いてみる

こんにちは、こけしです。職場が新体制になり、慣れないことの連続でヘトヘトになっています・・・おかげで毎晩よく眠れることといったら!笑
さてさて、今回は「昔から大切にしているもの」の一つについて書いてみようと思います。

手紙っていいよね

私は手紙を書くのが好きで、人に何かちょっとしたものを渡す時にもメッセージを添えることが多いです。
LINEとか電話とか、今の時代はいろんなコミュニケーションの手段がある中で、なんで私は手書きで伝えようとするのだろう?と考えることが何度かありました。で、理由らしきものが見つかりました。

手元に形として残せる

話すだけだと、言葉はその場で空気に溶けて見えなくなってしまいます。でも、手紙ならモノとして残せます。(ビデオレターという手もありますが、自分は撮られるのが得意じゃないので…)

ここからは私の経験ですが、もらった手紙は大切に置いてあります。中でも、高校時代に好きだった先生からもらったものは、厳重に保管しています!笑
提出物のノートに貼った付箋を舞台に文通ごっこをしたり、年賀状のお返事で素敵なポストカードをもらったり…それらを見ると、先生の声とか優しさがありありと感じられるのです(ニッコリ)

その先生以外にも、家族や友達、あとは中学時代に大衝突した先生から卒業式でもらった手紙などなど…手に取ると相手のことを思い出し、胸のあたりがじんわりと温かくなります。今までにもらった手紙って、そんなお守りみたいな存在です。
私もまた、誰かに渡す手紙が同じような役割を果たしてくれるといいなと願いながら書いています。

じっくり準備ができる

これは個人的な話で、私は即興スピーチが大の苦手です。伝えたいことはいっぱいあるのに、言葉が追いつかなくて毎度悔しくなります。だから、じっくりと時間をかけて準備ができる手紙のほうが好きです。
もちろん、言葉がすべてじゃないし(何なら、コミュニケーションって表情とかジェスチャーとかの非言語的な部分のほうが、情報量としては大きいと聞きます)、それに頼りすぎるのはよくないかもしれないけれど、言葉にして初めて伝わることもあると信じています。科学的な根拠はありませんが!笑

言葉って万能ではないし、自分の気持ちを100%余すことなく伝えられたことなんてありません。それでも、少しでも多く伝わるようにと頭を抱え、言葉を尽くそうとリライトする時間が、なんだかんだで好きです。

手書きの文字がたまらん

これは完全に趣味です。巧拙うんぬんではなく、人の字が好きです。筆跡鑑定で個人を識別できるくらいに、字ってその人の一部で、愛すべきところだと思っています。
あと、なんとなく性格もにじみ出ている気がして、字を見ることでその人をもっと深く知っていく感覚になれるのが嬉しいです。

紙面にありったけの思いをのせる

上に書いたような理由から、大事な場面では何かと手紙を書いてきました。内定辞退してもなお、温かい言葉をかけてくださった採用担当の人に。勉強以外の、人としての魅力の重要性を教えてくれた高校時代の恩師に。幼稚園の頃からお世話になっていた、今は亡き習字教室の先生に。
自分の気持ちに少しでも近い言葉を探し、丁寧な字で書き上げた後は、魂が抜けたようにどっと疲れます。まあ、満足もしてるけれど!

私の書く手紙はめちゃくちゃ本気で、一大プロジェクトです。
人によっては胃もたれするかもしれません。笑

こんな感じだけど、手紙を渡してもいいですか?

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