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元スタートアップCOOが、HERPに入社して5ヶ月で得られたこと〜本質的な仕事の進め方を体に染み込ませられる会社、それがHERP〜

はじめまして株式会社HERPの井川と申します。HERPには新規事業開発担当として入社して、現在はフィールドセールスとして働いています。今回は入社エントリーということで、入社して5ヶ月HERPで働いてみて何を得られているか?を中心に書いていこうと思います。

この記事を読んだら何がわかるか?

・元スタートアップCOOがHERPに入社した理由
・MTGや会議の「いろは」を知らなかった人がHERP入社5ヶ月で得たこと
・営業の基礎ができていなかった人がHERP入社5ヶ月で得たこと
・入社5ヶ月でわかった、ATIを持つメンバーが集まるHERPの魅力
・HERPで働くことに向いている人と向いていない人はどういう人なのか
※ATI:リクルート社の用語で、圧倒的当事者意識のこと

この記事は誰向けを想定しているか?

この記事は下記のような方を読者として想定して書いてますが、下記以外の方でも全然問題ないです。

・転職を考えている、もしくは転職が頭の隅にある第二新卒の方
・HERPの仕事の進め方、会社の雰囲気を知りたいという方
・死ぬほど働く耐性とかやる気はあるが、なんか今の環境は違うと思っている第二新卒〜29歳くらい
・スタートアップの経営層をやっていて、自分仕事できると思ってしまっている第二新卒〜29歳くらい
・我流の気合と根性と取り入る感じで営業成績を出してきた第二新卒〜29歳くらい

そもそも井川はどういう経歴なのか?

箇条書きで書いていきます。

・中高一貫男子校でバリバリ柔道漬けの日々を送り、柔道部引退後、一橋大学商学部へ。
・ベトナムでひたすらに飛び込み営業をするインターン経験を経て、株式会社IHIという大手重工業メーカーへ。
・周りの同期・先輩とのキャリアの考え方の違いに衝撃を受けて、10ヶ月で人材スタートアップに転職。
・外国人人材紹介会社の起業、共同創業者との考え方の違いを感じクローズ
・マーケティングスタートアップ企業に入社し、執行役員COOとして業務全般の執行を担う。
・HERPへ入社←イマココ

まあダラダラと書いてありますが、要約すると、「仕事の基礎」が固まってないまま、気合と根性と柔軟性で営業、採用、経営企画、マネジメントをやってきてしまっていた感じです。

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画像引用:漫画「生き抜け!OLオノ子ちゃん」

ここからはそんな井川が、なぜHERPに入社して、5ヶ月でどういう衝撃を受けながら「仕事の基礎」をガチガチ固め、一定できるようになったかを記載していきます。

なぜHERPに入社したか?

HERPに出会うまでの経緯編

マーケティングスタートアップ企業で寝る間も惜しんで働く中で、悶々と「このままでよいのか?」と思う自分がいたことに気づく

やはり自分より圧倒的に優秀な人が周りに居ないと、自分は現状に満足してしまって成長できない。
そしてこのまま仕事の進め方の型があいまいなままで良いのか、、、

そう思い2020年12月、複数の転職エージェントと話して、5社くらいピックアップしてもらって面接を行った。

HERPだけ違うと気づく編
その中でのHERPは「トライアル入社」という他社にはない選考プロセスがあった。

トライアル入社とは、HERPから出される課題に対して、2週間程度HERP内部の情報に自由に触れながら必要な情報を自分で取りに行き、最後に代表・取締役・Mgrに対してプレゼンするというもの。

このトライアル入社で、HERPの社風、コミュニケーションのとり方(まあこれは実際入社してみて初めて理解できたものだったが)、一緒に働く人などを自分はしっかり把握でき、この環境であれば、良さそうと思えて、プレゼンの翌日にオファー面談+内定承諾という超スピーディー意思決定を行った。
トライアル入社で下記ポイントを良いと思ったことが要因(あくまでトライアル入社をしてわかったことなので、事業内容や会社のフェーズの話などは除いている)と考えている。

・トライアル入社時点での、課題の出し方、情報共有の仕方、段取りが他社と比較しても洗練されていた。
・実際営業を受けてみて、「え、こんな営業スタイルあるのか、すごい」となった。
・HERP内のSlackのやり取りを見ていて、コミュニケーションの質が高く、かつ全てのメンバーがHERPのバリューを体現しているように見えた。
・トライアルの課題発表時の代表の庄田からのフィードバックが、HERPに入社することによる成長や価値を強く感じるものだった。何社か選考を受けたが、オファー面談でネガティブなフィードバックやストレートなフィードバックを貰えるところはHERP以外なかった。

ちなみに下記がHERPのValues。

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一方で、自分自身「採用・人材領域」に関わっていたことも有り、下記のような点でHRTechやHERPのミッションに惹かれたこともHERPに入社を決めた一因としてあると考えている。

・代表の庄田のICCでのピッチ動画を見て、「日本の採用をアップデートする」その想いに共感した。HERPの採用2.0というミッションは、「企業の採用をより良くすることによって、採用自体のあり方をアップデートしていくこと」、この「企業の採用をよりよくする」を、「HERP Hire」というSaaSプロダクトと「スクラム採用」というコンセプトで成し遂げようとしているところに、面白さを感じた。
・広義のHRTechはまだできたばかりの市場で、これからどんどん大きくなっていく。そのフィールドに飛び込んで、スタートアップとして市場を開拓することから挑戦できる環境は他にないと感じた。

HERPで5ヶ月働いてみて率直にどうか?

ここからが本題になるかと思うのですが、率直に言うと、かなり地獄でした。
間違いなく自分に原因があるのですが、前提として前職でベンチャー企業の執行役員COOをやっていたということもあり、これがいわゆる「アンラーン(unlearn)」をブロックしていたことが、主要因だったのではないかと思ってます。
下記が、大まかな現在までの期間変遷です。

1ヶ月目:プライドが邪魔をして、そもそもコミュニケーションが噛み合わない期間
2ヶ月目:やっと自分が「できない」ことを認め受け入れた期間
3ヶ月目:あらゆることを素直に受け止め、爆速改善期間
4ヶ月目:少しはできるようになったことに調子に乗ってしまう期間
5ヶ月目:素直に受け止めて吸収しながら、高い目標を目指し続けるマインドまで持ててる、一方でより自分の根本的な癖に向き合う期間

ここの変遷についても細かく記載しようかと思ったのですが、それを始めると本論とずれてしまう気がするので、また別の機会に行うことにします
(別の機会で執筆想定:SaaS営業未経験マンが、FSとしてSaaS営業バリ売れるマンになる奮闘記)

ただここで言えることは、HERPでがむしゃらに5ヶ月働くと、「仕事の基礎」が固まっていない人でも一定レベルで下記ができるようになります。

体系立てて会議を進められるようになる
一般的に高度と思われる商談を進められるようになる
他者に配慮したコミュニケーションを取れるようになる

それは、HERPメンバー全員が、「仕事の基礎」が固まっていない人に対しても、その人を見下すことやバカにすることなく、「どうやったらいかに早く成長できるようになるか」を全力で考えてくれ、向き合ってくれ、ストレートにコミュニケーションをとってくれるからです。

HERPで働いて何が得られているか?

書き出すといくらでもあるのですが、その中でも大きいものを記載していきます。

「コトに向かう」という考え方

入社当初全くわからなかった考え方だったのですが、HERPは「コトに向かっているか」を重視していると思っていて、いまだと理解もできていますし仕事の基礎に該当すると思っています。
よりわかりやすく書くと、「成果につながる☓☓かどうか?」という視点で考えることです。具体的には、成果につながるコミュニケーションか、成果につながる時間の使い方か、成果につながるMTGか、成果につながるアクションかといった内容になります。
コトに向かっていなかった場合、例えば、あの人よりよく見えるような行動をする、といった成果起点で考えられない行動をしてしまうことになります。

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画像引用:Goodfind COLLEGE「DeNA南場智子氏に聞いた。ニューノーマル時代の働き方」

打ち合わせの基礎、「前提(背景)、ゴール、アジェンダ」

これも当たり前ではあるのですが、HERPのチーム内のMTGでは「前提、ゴール、アジェンダ」を意識することを徹底します。MTGや商談だけでなく、相談や1on1でもそうです。当たり前じゃんと思う方もいらっしゃると思うのですが、全社員がこれを徹底できている会社はどのくらいあるのかなと思います。僕自身、今までの会社では、これを徹底していた会社はなく、どちらかというとなあなあで進めていたところが多かったので衝撃でした。ただこれは本当に合理的だなと思っていて、
会議や打ち合わせ、商談、どれも自分1人の時間だけではなく他の人の時間も使っているので、非常に貴重です。だからできるだけ効率的にやっていこう、他人の時間を大切にしようという考え方がHERPの根本にあります。
僕も気づいたら、何をするにも、ゴール、アジェンダ、前提すり合わせを行うようになりました。

「相手に負荷をかけない」というコミュニケーションの考え方

これも衝撃だったのですが、HERPではSlackでのメッセージや会話で、「相手がスッと理解できるようなコミュニケーションをとること」を重視していて、言葉遣いや伝え方に非常に繊細です。それは、商談や他社との打ち合わせだけでなく、社内のコミュニケーションにおいてもそうです。
相手が理解しやすい言葉を使う、相手が頭で咀嚼しなくても良い伝え方をする、必要な背景をしっかり伝えて相手の理解を促す、こういったことを全員が当たり前の考え方として持っており、実践しています。
正直に言うと僕は「相手に負担をかけないコミュニケーション」という考え方を全くしていなかったので、驚くとともに今も頻繁にフィードバックを頂いてコミュニケーションを改善しています。
ただもし間違えたとしても、失敗を責めるのではなく、どうしたら良くなるかに真摯に向き合ってフィードバックをくれるのがHERPです。

高い営業スキル

HERPの商談のスタイルとして、商談資料を投影し先方との会話をリアルタイムで議事録として残しつつ、課題整理しながら、クロージングを行っていく方法をとっています。トライアル入社で、営業される側として受けたときにこれはすごい方法だなと思ったのですが、いざやろうとすると結構難しいです。必要とされる力は簡単に上げただけでも下記になります。

・ISからの情報を元にした、仮説構築スキル(IS=インサイドセールス)
・商談のゴールを達成するファシリテーションスキル
・SPIN営業をベースとしたヒアリングスキル
・相手の利用シーンに合わせて伝える画面デモスキル※
・一定以上のタイピングスキル(寿司打15,000点以上が目安)
(※ご興味のある方は、HERP FS Mgr執筆のこちらの記事を読んでみてください!)

「HERPを導入することで採用成功を実現できる」ということを相手に確信してもらって初めて売るのがHERPの営業スタイルで、そのスタイルを貫きながら、「1秒でも早く1円でも高く売る」を実現することが求められます。HERPでは上記のスキルを、ロープレ、営業同席、営業実践で習得していきます。
これに関しても、できないことを責めるのではなく、「できるようになるにはどうすればよいか?」それを全力で一緒に考えてくれ、支援してくれるのがHERPです。

圧倒的内省スキル

おそらくHERPにいる方々は意識していないかも知れないのですが、別の畑からきた僕からすると、この「圧倒的」内省スキルがHERPメンバーの強みなのではないかと思っています。
代表の庄田は「幼少期から自分の言動について内省する癖があった」と言っていますし、レベニュマネージャーの冨田も「今でもSlackでメッセージをした後に、もっとこういう伝え方ができたのではないかと内省する」と言っています。

HERPには、人への伝え方・人とのコミュニケーションにめちゃくちゃ繊細であるべきという価値観から、自然と自分の行動や言動を内省し、改善することを行うことが当たり前になっている文化があると感じています。

一方僕は、自分の行動や言動について内省することが生まれてこの方、ほぼなかったので、HERP入社後0から積み上げています。
ただこれもやり始めることで日毎に自分の変化を感じることができますし、当然ですが社内メンバーがやっていると自分もやるのが当たり前になります。

どんな人におすすめか?逆におすすめしないか

「どんな人にHERPで働くことをおすすめするか」を記載する前に、
井川がHERPに食らいつけた原因を分析しておきます。

食らいつけた原因①素直さがあった

最初の1ヶ月はプライドや自分への期待値から全然アンラーンできず、思うようにいかなかったのですが、「自分は圧倒的にできない」ということを自覚してから、急速に吸収が早くなり、できなかったことができるようになりました。(これは自分の体感値もありますし、社内メンバーの方からのフィードバックでも全ての方が記載してくれていました。)

食らいつけた原因②行動力があった

素直に受け止めたことに加えて、即実行に移す行動力がありました言われたあらゆることを試す、すぐ実践する、実践してできなかったことを改善する、このサイクルを回すスピードが早かったことが挙げられます。(これも、社内メンバーの方からのフィードバックでも全ての方が記載してくれていました。)

これを踏まえて、最後にどんな人にHERPがおすすめか記載します。

①成果に向かってどんどん挑戦していきたい方

「コトに向かう」ことであれば、どんどん意見を出して実行していける会社がHERPです。成果に向かってどんどんアクションしていきたい、そんな方が合うかと思います。
逆に「コトに向かう」がピンときていない方は、僕のように苦労する可能性がありますし、それに加えて素直じゃないという自覚がある場合は、あまりおすすめできないと思います。

②一定の地頭と圧倒的素直さと行動力が取り柄の方

一定以上の考える力を持っていて、素直さと行動力を持っていれば、一流のビジネスパーソンに成長することができる環境がHERPにはあります
素直に受け止めて、改善のアクションをバリバリ行って、自分で考えて行動していく、そんな気概がある方はぜひHERPを受けてほしいと思いますし、一緒に働きたいなと思います。

③日本の採用をSaaSプロダクトで変えたいと思う方

HRTechという伸びる市場(自分たちで切り開いていく気概があると更に良いが)で、SaaSプロダクトで日本の採用を変えていきたいと強く思う方、ぜひ一緒に働きましょう!

終わりに

長くなりましたが、一旦井川の入社エントリーはこれで終わることにします。
HERPは絶賛採用中でして、井川と話したくなった方、HERPに興味が湧いた方、そんなに成長できるなら話を聞いてみたいと思った方、転職が決まっていて適応できるか不安を感じている方、どんな方でも構いませんのでお気軽に下記フォームからカジュアル面談を申し込んでみてください!
読んでくださった方とお話できることを楽しみにしています!


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