#334 ピロリ菌
去年の11月の下旬に私は市の胃がん検診を受けた。検診車の中でバリウムを飲んで検査が終わった。結果ははがきで届いた。ピロリ菌がいるとのことだった。
かかりつけの先生にはがきを見せると、ピロリ菌を確認するための血液検査があった。次回の診察の時は『ピロリ菌が胃の中にいるということ、ピロリ菌は胃ガンのリスクを高めることがあるので市民病院を紹介します。』と言われた。
主治医の先生からの紹介状を持って、消化器内科に行った。市民病院は混雑していた。若い消化器内科の先生が、かかりつけの先生からの紹介状に基づいてピロリ菌の検査の仕方を説明してくれた。胃カメラを飲むことと呼吸による検査があることについての説明だった。はじめてのことなので理解できない事が多かった。とにかく、検査の前の食事や水分をとらないことと診断時にリスクがあることを早口で言われた。
後日胃カメラは、右の鼻から挿入された。鼻には麻酔の液を入れてもらったが、喉を通過するまでとても苦しかった。鼻からの胃カメラだったので胃の中のことはよく見ることができた。検査後も数時間鼻血が続いた。血が胃の中に入ったので吐き気もした。
その数日後呼気による検査を受けた。この検査は小さな風船を膨らませるようで楽だった。
今日は、総合的な診断結果が伝えられた、胃がんの疑いははれたが、薬によるピロリ菌の除菌が始まった。
私は、毎年市の健康診断を受けていた。今まで私は、ガンは早期発見と治療が大事だと思っていた。しかし、高齢者のガンの手術は治療による体力が落ちる等、結果的によくない場合もあると書かれた本もあった。
私は、どちらの医学的な考えが正しいかわからない。ただ、入院や手術とかの緊急な時に備え、エンディングノート等に今の自分の考えをまとめておくことが大切だと思った。
#今日の振り返り
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