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#250 施餓鬼法要

 8月1日私の村で施餓鬼法要があった。午後2時半に、受付でお布施を渡した。私たちのところでは、施餓鬼法要は、お盆の時期の先祖供養の一つとして行われている。

 前年まで、新型コロナウイルス感染症の対応として、時間を分散して開催していたが、今年は参加者が本堂に集まり、通常の時間で開催された。本堂にはたくさんの人がお参りに来ていた。しかし、広い本堂の戸は取り外され、乾いた涼しい風が心地よかった。
 住職を含め5名の僧侶の読経で法要が始まった。続いてお参りに来た人の焼香があった。その後、お盆の終わりのお墓参り(送り盆)に持っていく塔婆をもらって家に帰った。

 私たちの村では、7月30日(日)午前7時からお墓で墓掃除があった。8月10日前後に、お墓に参り(迎え盆)、ご先祖さんを家に迎える準備をする。また家に住職が来てくれて、仏壇にお盆の棚経を唱えてくれる。お盆休みには、子どもたちが帰ってきたり、親戚の人がお墓参りに来ることもある。また公民館で盆踊りもあり、村もいつもよりにぎやかになっていく。送り盆が過ぎる頃には、親戚や子供たちも自分の家に帰り、あわただしくお盆が終わっていく。

 今までは、私たちのところでは、お盆を過ぎると、幾分涼しくなり、夜は虫の声が聞こえてきた。そして、9月になると稲刈りの季節となる。『台風などでの被害がなく、無事稲刈りができますように。』と、私は祈願した。

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