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#251 りょうたのイヤイヤ期

 私と妻は孫のりょうたを連れて奈良に遊びに行った。奈良公園では、はじめての鹿せんべいにチャレンジした。(#246 鹿せんべい)

 帰りの車の中で、りょうたに保育所のことについて尋ねた。妻が、「保育所は楽しい? 友達と仲良くしてる?」と聞くと、りょうたは、「うん」と答えた。「こうほくされへんで。」とも言った。
 (私)「こうほく!?」(りょうた)「悪いことしたらこうほくされるで~。」(私)「だれに?」(りょうた)「先生に。」
私は、「そうか。悪いことしたら、先生に報告されるんやな。」と言った。りょうたが「そうやで、けど、まだこうほくされたことないで~。」といった。「ちょっとはあるやろ。」というと、りょうたは「ちょっとだけやったらあるけど~。」といって、廊下を友達と走ったことなどを話してくれた。

 りょうたは、2歳上の兄(保育所年長)と、ほとんどの時を一緒に行動し、兄が弟の分もやってくれるので、黙って従っているだけでよかった。幼少期からいつもニコニコしておだやかなりょうたは、私たちを癒してくれた。(#6 年始のあいさつ)

 しかし、去年の6月ごろにりょうた(2歳10か月)が、「お母さん大嫌い。キックする」と反抗している場面に出くわした。(#71癒しのりつが・・・)

 自分が満足できないと、父母にも祖父母にも「大嫌い。」を連発し、大きな声で泣きわめいた。兄弟とは、仲よく遊んでいることもあるが、りょうたの機嫌が損ねるととても面倒だった。

 このような期間が、強弱の波を繰り返しながら1年ほど続いた。

 今年の4月、保育所で2歳児のクラスから年少(3歳児)のクラスに進級した。相変わらず、眠たい時は機嫌が悪いが、切り替えがずいぶん早くなってきた。だんだん、会話が続くようになってきた。(#210 ひと月の成長)

 今年の5月の頃、息子の家族は、私の家の近くの美容院にカットに行った。一番先に帰ってきたりょうた(3歳8か月)は、「ひとりで、図書館に行きたい」と言った。図書館では、兄が言うように、係の人に「おばけ図鑑がありますか?」と聞いていた。(#214 ひとりで図書館に行きたい)

 6月になって、息子たちの家族が家に来た。夕食の時、最近のりょうたの保育所のことが話題になった。時々、保育所での具体的な出来事もりょうたは話をした。会話の文が長くなった。私たちに、わかりやすく話をしていた(#247 言葉の発達)。

 私は、りょうた(3歳10か月)のイヤイヤ期の終わりが近づいてきたように思った。りょうたのこの一年は、『大嫌い』と激しく反抗し、機嫌を損ねるととても厄介なことが起こる時だった。
 
 私は、ブログでりょうたを振り返った。ブログにも、『イヤイヤ期』が記されていた。

#子どもの成長記録 #noteのつづけ方



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