#162 なじみの図書館
私と妻は、そうたとりょうたを連れて、図書館に行った。保育所の帰りや休みの日によく来ている、子供たちのなじみの図書館だ。
図書館に入ると子どもたちは、おばけ図鑑が置いてある児童書のコーナーに急いだ。児童書のコーナーには、お母さんと女の子がいて、数冊の本を選んでいた。その本を見て、そうたは「おばけ図鑑や」と言った。おばけ図鑑は人気があり、他のおばけ図鑑は貸し出し中だった。そうたとりょうたは、他の本を探し始めた。
その時、お母さんと女の子が、そうたのところに来た。そして、お母さんに促されて「どうぞ」とおばけ図鑑をそうたに渡した。そうたは、「これ家であるねん。」と言った。妻は「貸してあげようとしてくれたんやな。せやけどこの本、この子らの家であるらしいわ。親切に、ありがとう。」と言った。
子どもたちも、ありがとうと言った。
@家族
#子どもの成長記録
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