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#5.与えることを選んだならGIVERに徹しろ!

おはようございます。
結構な日数の正月休みをいただいたのにも関わらず、時間を糧にできていない こきち です。やりたいことが思ったほど出来てなくて焦っています笑

今回のテーマは、正月休み中に我が家で起きた夫婦の言い争いから僕が教訓にしようと思ったことを記事にしたものです。もしかしたら、読んでいただいた方は「ふんっ(鼻で笑う)」て感じる内容かもしれませんが、よければお付き合いください。


◆ せっかく早起きしていろいろやったのに!

ある日、僕は朝7時より前に目が覚めた。ご飯を炊いてないことに気づいたため、寝ている妻と子供を起こさないように静かに米を研いで炊飯器をセットした。米が炊けるまでの間はシャワーを浴び、浴室を出てから使ったタオルとともにたまっていた洗濯物を洗濯機に放り込んでスイッチオン。洗濯機が頑張ってくれている間に髪を乾かして、洋服に着替えた。
その後、ご飯を求める息子の雄叫びに備えて家族の朝ごはんの準備に取り掛かった。ご飯支度を進めつつ、息子の様子を伺うとすでに起きていたようで、居間に解き放った。起き掛けの息子に水を飲ませてご飯が出来上がるまでの間はテレビを見せていた。そうこうしてご飯が出来上がる頃に妻が起きてきた。
一方、息子は起きてからずっとパジャマ姿だったので、ご飯前に着替えとおむつ替えをしようと思ったが、お腹が減っていたのか自分の椅子にさっさと座っていた。妻も息子の食欲を第一に考えてご飯を息子に食べさせてくれていた。“まぁ、オムツ替えは後でいいか”と思いながら、大人用のご飯も盛り付けて、妻と息子のいるテーブルに着いた。その後は、僕と妻の双方で自分のご飯を食べながら、息子にご飯を食べさせていた

息子、妻ともに朝ごはんを終えた頃に、妻がこう言った。
「○○(息子)のオムツ替えした?」
僕は”してない”と返した。怒られた。

怒られた理由は、
○○(息子)が起きたらまずオムツ替えをしようと以前から言われていたにも関わらず出来なかったこと。いや、“出来なかった”というよりは朝ごはんの支度を中断するのが嫌で“やらなかった”のだ。

結局、息子のおむつ替えは妻がしてくれたが、ぐちぐち言われた。それと同時進行で息子が口の中でもごもごしているのを発見した。最近、口の中の食べ物を飲み込まず、含んだまま遊んでいることがある。恐らく朝ごはんの残りだろう….むせたり、転んだ拍子に口から吐き出す事件を経験していたため、即座に息子に「ゴックンしよう」と促したが、いくら訴えても応じてくれなかった。とりあえず椅子に座らせたが、案の定むせてキラキラが出た。
結局、その処理も自分でやったが、”やってられねぇ”と呟いたあと、オムツの件で説教中の妻に僕は堪らずこう言った。
「俺はまだご飯すら食べ終わってないんだぞ!」

◆ 「やってやったのに」の落とし穴

妻的にはオムツ替えしていなかったことを僕が素直に認めて
「あ、ゴメン。忘れてた…」といえば満足だったようですが、
朝から稼働していた僕は無意識に
”他に色々とやったんだから、少しくらいできなくてもいいだろう”
”むしろそっち(妻)はほとんどやってないじゃん”
”こっちはこんなにやってあげてるのに”

という思いを巡らせ、誤りを素直に認めずに言い訳を炸裂させてたんだと思います。オムツ替えができなかったことを他の頑張ったことで帳消しにするイメージです。でも、冷静になって考えると早起きして僕が行ったことは、家族を想って行ったある種のサービスであり、必ず行わなければならない必須事項ではなかったということ。任意事項というべきでしょうか。一方、僕ができなかったことは夫婦で決めていた必須事項。僕は無意識のうちに任意事項で必須事項のミスを補填しようとしていたのです。あくまでやってあげたいという気持ちはただ相手に与えるだけのもの。その見返りとして自分の立場を優位にすることなんてできない。まさにGIVERに徹するしかないのです。

◆ 言葉のキャッチボールは的確に

僕の悔しかった気持ちは何名かの方には共感いただけると思いますが、このような夫婦の話し合いにおいて感情は一度置いておく必要があります。そうでなければ着地点が定まらないからです。夫婦の話し合いは論破合戦ではありません。今起きている課題を解決し、次に発生しないように努めなければなりません。妻はAの答えを聞きたいのに、夫はBをひたすら訴えかける。そのうち、どちらかが耐えられなくなって口を聞かなくなる、またはどちらかがモヤモヤしたまま折れて仮初の終息を迎える。このようなことは結構あるのではないでしょうか?夫婦間の議論では、気がついたら本質とずれたところで言い合いしていたなんてことも考えられます。一度、冷静になって客観的に物事を判断する意識付けが必要ですね。

◆ 家族に与えられるあなたは素敵

前述で家族にしてあげたことに見返りを求めないと書きました。でも、それはなんか不公平だ!自分ばっかり...そんな時は無理に頑張りすぎないことをお勧めします。何か行動を起こせばその分ミスする機会も増えてしまう。自分ばっかりと負の感情に包まれるくらいなら、いっそやめてみましょう。
今回のケースで言えば僕はシャワーを浴びてからぼーっと過ごし、息子が起きた時にオムツ替えさえしていればよかったのです。

「家族のために頑張るなんてもういいやぁ…」

でも、これはこれで寂しかったりします…
家族が起きてきた時に「ご飯できてるよ」と言ってあげられる余裕と温かい気持ち、無償の愛ってやつですかね?僕はやっぱり大切な感情だと思います。皆さんも相手に何かしてあげたいと考えたことはありますよね?見返りのことなんか考えずに…
その気持ちを大切にしていただきたいですし、そんな自分を誇ってください。相手のことをきちんと考えられるあなたは素敵な方です。
そんな方が一人でも増えれば世界はより良く、そして優しい世界になるだろうなぁ…….と考える今日この頃でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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