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私とコロナとPEI.(プリンスエドワード島)Vol.16

島内の感染者が0人になってから一ヵ月以上が経ち、制限も大分解除されてきた。現在のPEIは段階4で屋内・外で50人以下の集まりが可能で、広いスペースのある場所では最大100人までの集まりが可能である。

今まで制限のあり、入店するまで長い列が出来ていたリカーショップやダラーショップ ( 100円ショップのカナダ版 ) も制限がほぼなくなりコロナ前の様なショッピングが出来るになった。嬉しい。。。100%以前と同じという訳ではないけれども、「New normal : 新しい日常」が徐々に馴染んできた様に思う。( 公共のトイレが閉まっているのは困るけど。。。)

7月1日は CANDAD DAY! (カナダの建国記念日で、2020年はカナダ153歳!若い!) で島中がカナダ国旗カラーとなった。街の街灯には赤と白のハンギングフラワーが飾られてとってもラブリー。島中が花が咲き乱れ、朝から小鳥がさえずり ( 早朝に毎日起こされる。。。もう少し遅くてもいいんじゃない?)、リスやキツネがいたるところで見られる。これは無駄に外にいないともったいない。カナダ人が夏になるとやたら外にいたがるのは長い冬で日照時間の短い時間を室内で過ごし、気分も鬱々としているから。夏はその反動で自然を!太陽を!全身に感じたい!と庭やデッキ、公園&ビーチにと、とにかく外にいる。 気持ち、分かります。。。我が家も天気の良い日はピクニックキッドをもってビーチへ!夜はBBQをして庭の芝生でごろごろしている。家にいるのがもったいない。。。

さて、PEIは6月初旬から季節移住者 ( 島にコテージなんかを持っていて、夏の間に島で生活する人たち。) の受け入れを段階的に開始。本日、7月3日からアトランティックカナダ間 (カナダ最東部沿海に広がる4州、プリンス・エドワード島州、ニュー・ブランズウィック州、ニューファンドランド&ラブラドール州、ノバ・スコシア州) の旅行では14日間の隔離をする必要がなくなる。ただし、事前に自己申請フォームに記入し、州へ提出しなければならないが。アトランティックカナダ間以外は、いまだに14日間の隔離が必要なので、親戚がいるオンタリオには今年の夏は行けそうにない。一日に何便もあったフライトは現在早朝の出発2便と、夜の到着2便となっている。

PEIは観光業と漁業☆ポテト☆が主要産業で、観光業がダメだと全部にダメージを受ける。例えばロブスター。ロブスターはPEIの目玉であるが、今年は10月31日までのクルーズ船停泊が禁止の為、クルーズ客へのロブスター提供が出来ない。また観光客も少ない。よってロブスターの市場価格が下がっている。島民からすると安いロブスターをお腹いっぱい食べられるので嬉しいが、フィッシャーマンからしたら頭が痛いだろう。また島中にある貸コテージが今の時期に空きが目立っている。サマーバケーションで来るはずの人々が来れないためである。今年は島がとても静かだ。。。ともあれ、島民は地場産業を大切にイチゴが出来れば島のイチゴを食べよう!だとか、新じゃが取れました!ロブスタートラック、本日ここに行きます!とか、島を愛する島民達は頑張って島を活気づけている。

世界ではコロナ第二派のニュースが連日放送されているが、果たしてPEIはどの様な状況になっていくのだろうか。。。PEIの短い夏は始まったばかり。

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※6月末ケープトライオン灯台にて。

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