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プリンスエドワード島からニューリスカードまで約1,893kmのロードトリップ~その1~

今年のクリスマスは2年ぶりにアトランティックカナダを出て、オンタリオ州はニューリスカードへ家族に会いに行くことになりました。距離にして約1,893㎞、時間にして約19時間45分の旅です。

この距離、ピンときませんよね。日本地図で見た所、青森は津軽~宮崎県宮崎市が大体同じ距離でした。ほぼ日本横断ですね。車社会のカナダでは高速道路代がかからないロードトリップは電車や飛行機よりも一般的です。
ニューリスカードの近くにエアポートがないのもロードトリップを選んだ理由ですが。。。

さて、出発日の12月18日は朝8時よりプリンスエドワード島全土でロックダウンが開始される日でした。クリスマスはニューリスカードで過ごすことを前々から決めていた私達に変更の選択はなく、ロックダウンに関係無くプリンスエドワード島を離れることにしました。

プリンスエドワード島のロックダウンは久しぶりで、18日の出発時のコロナケースは31名。現在12/21の感染者数は89名とプリンスエドワード島では最高記録を更新しています。

シャーロットタウンより約1時間のコンフェデレーションブリッジでは、ロックダウンに伴い大々的に検問が敷かれているかと思いきや、ブリッジを通る車はほとんどおらず、随分と静まり返っていました。

※この写真の左側にCOVID検査場があり、島へ入る時にCOVID検査が必要になります。

プリンスエドワード島 (※PEI) からニューブランズウィック州へ行く際のコンフェデレーションブリッジの通行料は現在$48,50。(PEIへ入る通行料は無料。)

※ブリッジの通行時間は10分弱

クリスマス前のにぎわう時期もほとんど通行のないブリッジ。。。

プリンスエドワード島シャーロットタウンからオンタリオ州ニューリスカードへ行くには4州を跨いで行きます。まずはニューブランズウィック州。

4州の中で一番スピードを出せる州です。最高スピード速度は110km。雪もほどんどなく、道路コンディションも良くスムーズでドライビングは快調です。

ニューブランズウィック州はエドモンストンで給油と遅いランチを取るために休憩。エドモンストンはケベック州以外で最も大きいフランス系コミュニティを持つ街でフランス語話者は98%にものぼります。立ち寄ったマクドナルドでも全てがフランス語でした。

これがカナダの面白い所ですね。英語とフランス語が公用語のカナダでは場所によって主要な言語が変わります。ケベック州はフランス語が他の州では英語が主要ですが、今回の様にニューブランズウィック州の場所によっては主要な言語が英語ではなく、フランス語の場所もあります。

給油を終えて、本日の宿泊場所ケベック州はMontmagny(モントマグニー)へ向かいます。

~その2~へ続く。


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