ひとりで出来ることなんて少ないから
独身の自分に、今の状態を実現できただろうかと、ふと思う。
実際には起業した時期と結婚した時期がほぼ同じだったから、今となっては独身時代の自分のエネルギーがほとんどわからない。
結婚と起業することって、似ていることが多い。
当たり前だが、現状がガラッと変わる。
どちらも相手がいないと成り立たないもの。だから最初は、とにかく変化に対応することに必死で、慣れるまでに時間がかかる。
結婚すると、ひとりですることが少なくなる。
どこかに出かけるのも、何かを食べに行くのも夫婦一緒に行動する。もちろん、そこにかかる費用は今までの倍だ。生活費も家族が増えるほど余計にかかってくる。
でもその分、行く場所が増えた。ひとりでは行かないような所も、2人なら行くようになった。
旅行で行くような場所も、ちょっと高級なレストランも、普段から出歩くときでも、ひとりでは決して行けなかったところへ、一緒にだったから行くことができた。
ひとりで出来ることなんて、限られているのです。いや、ひとりだから勝手に自分で制限をかけてしまうのかもしれません。
夫婦2人で出来ることが増える分、出費もそれだけかかるから、ぼくはお金を稼ぐことからも逃げずに済んだと思っています。
起業する自分を応援してくれる分、妻には会社員時代では味わえないような豊かな人生を送れるようにしてあげたいというのが、自分の仕事で食べていくことを実現できた一番の理由だと感じています。
起業も現状を大きく変える挑戦だから、パートナーがいた方がいいのです。
ひとりでは出来ないことも、一緒だから広げられる可能性があるのです。
夫婦って自分以上に相手のことがわかっていたり、気づけるものがあったりするものです。おかげで、自分でも知らなかった自分にたくさん出会うことができました。
ビジネスにとっても、さらには人生にとっても、自分を知ることはどれだけ重要なのかはわかっていると思います。
やりたいことも、どう生きていきたいかも、自分の魅力や提供できる価値も、自分を知ることから見つけられるものです。
もう一度言いますね。
ひとりで出来ることなんて少ない。
実現したいことがあるなら、このことを決して忘れないでください。
安心感こそ、人を強くするのです。
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