アウトプットディレクター/やながわこうき

自分の「生き方」そのものを売っていく仕事のスタイルを追求している。普段はアウトプットで…

アウトプットディレクター/やながわこうき

自分の「生き方」そのものを売っていく仕事のスタイルを追求している。普段はアウトプットで出会った方たちに「自分の名前で食べていくため」の対話を売っている9年目のフリーランス。セッションで直接関わった人数は単発も含めて述べ2,000人以上。

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これからは「生き方」を売っていく時代だよ

「お客様の問題を解決することがビジネス」とずっと言われ続けてきました。たしかにそれは本質です。お客さんは自分が抱えている問題を解決するために商品やサービスを買うのです。それでもこの本質に少し違和感を感じるようになってきました。 本当にお客さんは商品やサービスを買っているのか? 「ドリルを売るには穴を売れ」と言われるように、お客さんが欲しいのは「商品そのもの」ではなく、それによって得られる「ベネフィット」だ。これは今までビジネスの現場で多く語られてきました。ベネフィット、つ

    • 集客に悩まなくても大丈夫です

      集客の悩みって、事業をする上で絶えないテーマのひとつだと思うのですが、集客ってそれ単体で考えはじめると、どのツールを使って発信すればいいのか?何を発信すればいいのか?どうやって人を集めればいいのか? こうやって、やり方やノウハウの部分にばかり意識がいってしまうのですが、本来は集客をするのって、あなたの商品やサービスで困っている人の悩みを解決してあげて、喜んでもらうため。 その価値を届けるために、その困っている人に来てもらう。 これが集客をする目的です。 そう考えると、

      • セッションは力まず、自然体で提供するのが一番

        お客さんを満足させようとするとついつい、セッションやる気満々でサービスを提供してしまう。 でも本当は、もっとあなたが肩の力を抜いて、ありのまま自然体で提供できた方が、お客さんもリラックスできて、本心がアウトプットできるようになるのです。 ボールを遠くへ投げようと思ったときに、最も遠くへ飛ばせるのはじつは、力まず力を抜いて投げたときなんです。 セッションもそれと同じです。 できるだけ力を抜いた方が、より遠くへ行ける。 より発想も豊かになる。より高く飛べるのです。 まず

        • 起業は「難しい」と思わなくても大丈夫ですよ

          ホントに「難しい」と思わなくて大丈夫です。 いや、むしろ思っちゃダメで、自分が頭の中で無意識に使っている言葉が、そのまま現実世界に反映されてしまう。 「難しい」と考えている人は、どんどん難しくなっていき、「簡単」と考えられる人は、どんどん簡単になっていくのです。 自分が無意識に普段から考えていることが、脳の神経回路に伝わっていき、それが感情や行動に影響して現実が変わっていく。 こんな研究結果が実際にあることもわかっています。 そのための対策はとっても簡単。 意識的

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        これからは「生き方」を売っていく時代だよ

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        • 自分の名前で食べていく生き方についてのコラム
          270本
        • 対話の時間(セッション)へのこだわりやポリシー
          69本
        • アウトプット・書くことについて(発信の仕方)
          218本
        • やながわのエッセイ
          210本

        記事

          コーチはコーチングを売ってはいけない

          コーチの方に「コーチングを売ろうとしちゃダメですよ」とよく伝えています。 これを聞いてびっくりされる人がたくさんいます。 「やっぱりみんなコーチングを売ろうとしているんだな」そう感じるんですよね。 コーチはコーチングではなく、クライアントさんの未来を売らなければならない。 あなたが伴走してくれることによって、どうなれるのか? 受ける前と受けたあととでは、どうちがうのか? コーチングという言葉に価値を見出すのでなく、あなたの言葉でしっかりとあなたのサービスの価値を伝え

          コーチはコーチングを売ってはいけない

          文章は上手くなくても大丈夫

          自分の話が伝わるかどうかって、何がポイントだと思いますか? ぼくは「相手との距離感」だと思うんです。 長年連れ添った夫婦で旦那さんが「おーい、あれ持ってきてくれ」と伝えると、奥さんが「はいはい」といって、新聞を持ってきたりお茶を淹れてきたりする。 固有名詞も言ってないのに、なぜわかるのかというと、それだけ理解し合っている関係性があるからです。 これが「伝わる」ということです。 だから文章を書くときも、上手いか下手かなんてどっちでもいいんです。 それよりも、読者さん

          ライバルがたくさんいるのはピンチではなくチャンスです

          ライバルがたくさんいることはじつは、事業を考えていく上では、正解なのです。 それだけ、その市場にはお客さんがたくさんいることを意味している。 でも、ライバルが多いと、自分が埋れてしまうんじゃないかと考える人は多いと思います。 ただじつは、そんなことないのです。 既存の人たちやサービスで、すべてのお客さんが満足しているのかというと、そんなことはないのです。 もちろん、あなたが既存の人たちと同じことを主張しているだけなら、さすがに埋れてしまいますが、既存の人やサービスで

          ライバルがたくさんいるのはピンチではなくチャンスです

          起業に資格は必要ない

          「起業すること」と「資格をとること」は全くの別物です。 しっかりと知識や技術を学ぶことは素晴らしいことですが、自分の力で食べていくことがしたいのなら、自分の力で食べていく方法を学ばなければなりません。 そして個人ビジネスは、いかに自分の個性を発揮するのかがポイントです。 言い換えれば、いかにして唯一無二の存在に近づいていけるかが大切なわけであって、資格を取りにいき、その資格を活かそうとすることはむしろ、他の人と同じ状態に向かっていることになるため、本来は起業の発想とは真

          やりたいことが見つからなくても焦らなくて大丈夫

          ぼくはずーっとやりたいこと探しをしていた。 起業して、自分で食べてはいきたかったけど、何をやって稼いでいけばいいのかも、見つからない。 そもそも自分がやりたいと思えることが、まったく出てこなかったのです。 その頃はとくに「ビジネス=稼ぐ」ということしか頭になかったから「どうやったら稼げるのか?」ばかり考えていたけど、 世の中には意外にも稼ぐことばかりじゃなくて、想いや夢、やりたいことを形にしたくて起業を志されている人がたくさんいた。 そんな人と接していると、なんだか

          やりたいことが見つからなくても焦らなくて大丈夫

          価値の言語化がなかなかできないと悩むあなたへ

          コンセプトやキャッチコピー、商品名や肩書き、 いろんなところでぼくたちは、言葉の表現が求められます。 ぼくも価値の言語化には、いつも頭を悩ませていたりするのですが、もし、あなたも価値の言語化が苦手だなと考えているのであれば、 「言葉をつくろうとはしなくていい」と覚えておいてください。 一番伝わる言葉って、つくり出す言葉より、すでにお客さんの頭の中にある言葉の方が、圧倒的に伝わるのです。 つまり答えはすべて、お客さんの頭の中にある。 言葉は「つくろう」という意識から「

          価値の言語化がなかなかできないと悩むあなたへ

          自己実現のための「決める」の本当の意味、誤解してない?

          「決めることが大切だ」 あなたもきっと、この言葉は聞き飽きたと思う。ぼくも散々言ってきた。つまり、言い飽きた。 でもこの言葉には、まだまだ本質があることにお気づきだろうか?じつは多くの人が「決めること」を誤解している。 ではなにを「決める」ことが重要なのか。ちなみに「何をやるのか、何をやめるのか」ではない。 「決める」の本当の意味は「どんな自分になるのか、どんな自分を手放すのか」を決めること。つまり、やり方とか方法とかToDoとか、そこの部分を決めたところで自分はなかな

          自己実現のための「決める」の本当の意味、誤解してない?

          起業してもビジネスに困る人、困らない人【個人ビジネスの原理原則】

          文章を書けるようになる→言葉を綴れるようになる→言葉が出せるようになる→自分の言葉を持っている→自分の言葉を生み出している どうやって売っていくのか→何を売っていくのか→誰に売っていくのか→なぜ売っていくのか 矢印の先にある右側に行けば行くほど、抽象的で答えが見つかりづらいもの。 反対に左側に行くほど、具体的で答えを見つけやすいもの。 世の中にある知識や情報の多くは、だいたい左側から順番に手に入れやすくなっている。 人は、わかりやすいものに魅力を感じ、わからないものを避

          起業してもビジネスに困る人、困らない人【個人ビジネスの原理原則】

          ビジネスのこと必死に考えているのに、答えが出てこなくなったときは

          ぼくたちはついつい反射的に、目の前に課題や問題があると答えを出したくなるのだが、本質は問題から変えていくことである。 たとえば、自分が誰を対象にしていけばいいのかわからなくなってしまったときは、そのまま答えを出そうと必死に考えていくのはあまり有効ではない。 それよりも、問いから変えていく。 「そもそも、何時間でも話せる人はどんな人か?」 「お客さんを面談で選ぶとしたら、どんな条件で選ぶのか?」など、問いを変えれば視点が変わる。 視点が変われば、自然と出てくる答えがわか

          ビジネスのこと必死に考えているのに、答えが出てこなくなったときは

          起業してから学んだこと、そして変えたこと。

          起業してから学んだこと、そして変えたこと。 それは、遠慮しないことだ。昔のぼくは遠慮しいな性格だった。おかげで人との衝突も少なかったが、自分の主張がどんどんできない性格になっていた。 起業して10年経ちますが、自分が大きく変わった1つとして、この遠慮をしなくなったというのがある。 必要以上に相手に気を遣わない。自分の意思や意見、主張はハッキリと相手に伝える。遠慮することが人と良い関係性を築けるわけではない、というふうに捉えるようになった。 きっとこれを読んでくれている

          起業してから学んだこと、そして変えたこと。

          【アウトプットのコツ】自分の発信をただの日記から価値提供に変える方法

          料理をつくって、食べて、「とっても美味しくつくることができました〜」と書くのは日記になるが、この料理をつくるとき、「この部分がとくに難しくて、こういうところに注意してつくると上手くできるよ」と書くことで、価値提供に変わる。 この文章だって、今日のぼくの日常をただつぶやくだけだと、単なる読み物としてあなたには届くわけだが、その日常からあなたにも活かせる気づきを伝えられたら、単なる読み物から自分に必要な情報に昇華する。 部活で先輩やコーチが、自分の練習してきたことをぼくたちに

          【アウトプットのコツ】自分の発信をただの日記から価値提供に変える方法

          唯一無二の存在になっていこう

          ビジネスの世界では、唯一だれにも真似することができないことがあります。 それは「人」です。 「誰が提供しているのか」は、どれだけ能力が高くても、どれだけお金を使っても、どれだけ学んでも、一緒のことはできない、唯一無二のものです。 それ以外の99%のことは、他の人でも真似できてしまうのがビジネス。 ぼくも今までたくさん、他の人のやり方や考え方を真似してきたし、真似をされているなと感じたこともありました。 でも幸い、ある程度ビジネスをはじめた早い段階で「人を売れるように