この一行をいかに早く書きはじめるか。

何事にも共通して大切にしている考え方。初速のスピードを上げること。とにかく一歩目は頭よりも体を先に動かすのがコツ。体を動かせば感情が動き、頭も動きはじめてくる。

一行目が書けたら、二行目を書くハードルは下がり、三行目のハードルはもっと下がる。


ビジネスでも初速の意識は変わらない。いかにまずやってみれるのか。いかに一歩をできるだけすぐに踏み出せれるのかは、とても重要になってくる。

反対に初速をしくじると、かなり腰が重くなり、思考も働かず、結果として後回しにしてしまう。それが良い悪いと言いたいわけじゃない。考えて悩んでいるくらいだったら、とっととやってしまおうと言いたいのだ。


文章を書くのに、リスクなんて本当は何もない。ビジネスをはじめるのに、リスクなんて必要ない。本当は何も起こらないのだけれど、ぼくたちの思考はそう捉えてはくれないのだ。

だから、自分の思考に捕まる前に、初速のスピードを上げて振り切ってしまおう。ぼくはそうやって自分の思考の看守の目をすり抜けて、こうして自己表現をしてきた。自分で起業して商売をやってきた。

いつも、いかにまずやってみるかにこだわっている。もちろん、自分がやりたくないことは徹底してやらない。でもやってみたいことに迷う必要なんてない。

やってみなけりゃわからないことばかりなのが、ぼくたちの人生なのだから。

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