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考えたことをちょっと書きます。

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メガネ嗜好性について

Ⅰ.メガネに興奮する この世界には、ありとあらゆる性的嗜好が存在することは言うまでも無いことであるが、私が特に関心を抱くのは、眼及び視覚に関する性的な嗜好である。 突然のカミングアウトで申し訳ないが、私はメガネになんらかの興奮を覚える。それが必ずしも性的なものかどうかは、私自身定かではないのであるが、ここではあくまでも、性的に興奮すると考えて話を進めよう。 先に断っておくが、ここでは、主体が男性であり、対象となっているのは、女性に関係しているメガネである。私個人としては、

    • 水嗜好性について

      1. 水に興奮する  朝井リョウの作品に『正欲』がある。この作品では、「水」に興奮する人々が描かれている。興奮と言っても、見るだけで居てもたってもいられない!というわけでもなさそうだが、。これは驚くべき事態なのだろうか?  確かに、私は水で興奮したことは無いように思う。しかし、だからと言ってそれが「異常」であり、「変な」ことなのだろうか。  水に興奮するというのも一つの嗜好性として何ら変なものではない、ということをここで書く。  いくつか、前提としたいことがあるので、それ

      • 新聞奨学生ってこんな感じ

        新聞奨学生の内容始めに  新聞奨学生を初めて4年目の秋になった。就職先も決定しており、来年の春から社会人になろうとしている。つまりは、新聞配達のバイトも残りわずかである。  今回の投稿では、4年間を通しての実態と考えていたことを出来るだけ真実どおりに書いてみたいと思う。  今後、自分がやるかもしれない、あるいは、子供にやらせるかもしれない、という方には読んでもらって損が無いような内容にしたい。  しかし、先に断っておくが普遍的に言えることは恐らくわずかで、あくまで一つの具

        • 太宰治『人間失格』を読んで。

          太宰の『人間失格』を読んだ。 考えたこと以下三点を大まかに記す。 Ⅰ.潜在的二人称(奥野) いくつか述べたいことがあるが、あまり気にせず色々書くつもりだ。まずは、読み終わった後に感じる、あの「こいつの気持ち、俺には分かるよ!!」という共感の思いだ。これは、恐らく僕だけに感じられることではなく、読んだ人みんなに感じられることなのではないかと思う。(もっとも、全面的にではなくとも、部分的に。) 奥野健男は、この事態を「潜在的二人称」という言葉で表現していた。 「太宰治の小説

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          問い

          問い。 街に出て、沢山の大人に会った。 大人たちは、あの問題についてすでに考えて、大人になったのだろうか。 私の偶然性について、考えてから乗り越えたのか、あるいは諦めてしまったのだろうか。 私はなぜ生きているのか、必然性は持ちうるだろうか、そして、持ちうるならその根源はどこか。 諦めたと表現するよりもっとマシな表現をすれば、妥協を図ったのか、あるいは折り合いをつけた、ということが言えるだろう。 もし真剣に考えたことが無いのなら、それは残念なことだし、悲しいことだ。 みん

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