見出し画像

お山の話Vol.1 はじめての登山

久々にブログ再開。
仕事以外をテーマに『お山』のお話しをしてみます。

Instagramでもアップしてますが、登山がすきです。
思えば昔はインドアだったのに、気がつけばいつ頃からかアウトドア派になっていました。

1:はじめたきっかけ

かなり昔のことになるので、曖昧な記憶とスマホの写真を頼りで。
当時は飲食店特有の不規則な食生活で立派なメタボになっておりました。あの時は本当にひどかった….

体力がない….
体が醜い….

このままではあかん!
自分を変えようと思って、登山を決意したと記憶しています。

2:デビュー戦

2016.4.12 『石鎚山(愛媛県)』
はじめてなので手頃な近くの山にすればいいんですが、せっかくなので百名山を選択。

知識も経験も全くない。続けられるかどうかもわからなかったので、登山靴、雨具ザックの最低装備だけ買いました。

そして当日。
山登りのために車で遠出。なんて贅沢….

移動中の景色がとても新鮮でそれだけで満たされていた記憶があります。遠方なので予約した宿に前泊。四国なのでお遍路の巡礼者が多くて。その独特な雰囲気に気分もUP

翌早朝に早めに出向いて登山口へ。いい天気だった。
さすがに8年前のことなんで、詳しいところはあまり覚えていませんが、二礼二拍手で神様にお祈りをして『はじめの一歩』を踏み出しました。
 
ですが、デビュー戦は全くダメ。ひどい。
少し歩いては休みの繰り返し。改めて体力のなさを痛感。

途中、ご年配一行とお話しすることになって、色々と教えてもらいました。
自分より2回り、いや3回りくらい年上の御一行についていけず。自分があかんのか、この御一行がすごいのかそれすらわからん。

体力も経験があれば楽しむ余裕もあるのでしょうが、当時はあまりに未熟すぎました。登るだけ、いや進むだけで精一杯。

石鎚山は難易度の高い山ではないにもかかわらず、標準コースタイムを大幅に超えながら、息も絶え絶え、なんとか登頂です。途中から思考する力すら残っておらず、ただ前に進むだけでした。

雨はいづれ止む。下落を続ける保有株価もいずれは持ち直します。
同じことで、歩き続けばいずれ山頂につきます。
体に鞭を打ち続け、やっと登頂。

この瞬間に脳内になんらかの物質が分泌されてるようです。この快感が登山にはまったきっかけのひとつ。

ピークハント(登頂)の瞬間。脳内快楽物資が分泌。

3:登山は人生の縮図

山に登ってると学びや気づきが多い気がします。

例えばこの時は『体を鍛えることの重要性』を痛感。当たり前ですが,,
貧弱では前に進めない。
これは登山に関わらず、全てに通じる普遍的な原理だと。

『登山は人生の縮図』だと感じました。これは今でもよく感じています。

この痛感により運動や体調管理を始めるきっかけになりました。
結果論ですが、44歳の今でも健康なのはこの決断が大きいなぁと思ってます。

4:この時に学んだこと

(1)知識や経験の不足が無駄をまねく
歩き方や登り方がまったくわかっていないから、無駄に体力をつかってる。効率的な歩き方や進め方あるはず。段を上がるときに、歩幅を狭くすれば筋肉への負担がすくない。ただし、時間はかかる。真上に登るのではなく、やや斜めに登れば負担は少ないのでは?
自問自答の過程でやはり知識は大事だと学びました。

(2)リスクマネージメントについて
遭難のニュースを見たりして、この時は無駄に食料や水も多く持っていまいた。装備が重くなり、体力を無駄に浪費。言い換えれば敵の過大評価です。
リスクマネージメントも重要なんですが、それは『適切』であることが前提。過度にやると、本来進めるべきところが進めないなと。これも『登山は人生の縮図』かと。

5:あの日を振り返って

覚えば8年前の話だ。この8年間色々あったなぁ。

あの時登山を始めていなければ、今の自分はどうなってるんだろう??メタボのままかな。間違いなく、自分を良い方向に導いてくれた分岐点。お山よありがとう。

前後の写真を探してて思い出したんですが、お店の駐車場工事で休業中の時期を利用していました。今はアスファルトの駐車場も最初は砂利だったんですよね。

懐かしい光景

6:石鎚山のその後

デビュー戦でかなり情けない思いをしたので、その後リベンジ登山をしました。その後も合計で4回くらい行ったかなぁ。ある程度の登山経験を積んだ後は雪山登山もしています。この辺はまた別の記事に書いてみようと思います。

これは初の雪山登山チャレンジ。2017年3月。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?