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自分のなかの「お知らせ」を正直に拾っていく、ということ(反省を込めて)

心というもの、体というものは、自分が思っている以上に雄弁、”おしゃべり”です。

そのことを、私自身あまり知らなかったといいますか、極めて無頓着に、雑に生きてきてしまったなあ…と、この年でものすごく反省しています。

本当は感じていたこと。
何かが違う、と思っていたこと。
なんかイヤだ、と思っていたこと。
実は疲れていたこと。
体が拒否していたこと。
寂しかったこと。
苦しかったこと、などなど。

もちろん答えはたった一つではなく、心の中には、相反するいろいろな気持ちが、いつも入り混じっています。

元気なときは、あまり気にならないのですが、ひとたびエネルギーが落ち始めたときには、心や体が「サイン」を発し始めます。

例えば、ちょっとした体感、感情、雰囲気、違和感、あれ?と思うこと、などです。

こうしたサインを、早い段階で敏感にキャッチしていければ、自分に優しく、もっと生きやすくなれるのでしょう。

私自身かつて、うつ状態になってしまったのは、体の疲れに気づけなくて、心が疲れてしまったからでした。

また、心がいつのまにか疲れていたのに気づけなくて(知識はあったのに!)、体のほうが不調のサインをよこしてくる、という体験をしたこともあります。

「ちゃんとした大人」「いい人」であるほど、サインを正直にキャッチするのに、いろいろな情報や、こうありたい、こうあるべきだ、という思いが邪魔してくるのでしょう。

でも、心とは体とは、思っている以上にハイスペックに出来ています。

私たちがこの人生を生き抜けるように、”プログラミング”されています。

多少の誤作動やバグはあれど、心と体がささやく「お知らせ」を、まずは見逃さず、正直に拾っていけるようにしていけるといいですね。

人に優しく。
自分という「人」にもうんと優しく。

半世紀ぶんの反省をこめて。

*今日のトリトトラクタカードは「ラッパ」。アナウンス(お知らせ)の意味があります。











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