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この世界に“ひかり”を灯そう

いまでも、はっきりと覚えている。 

小学生のときに 
近所の子どもたちで野球をしているとき 
 
ピッチャーとして投げていて
自分が思うところに寸分の狂いもなく 
ボールを投げ込んでいたときの感覚を。  
  
 
 
からだが、すべてに調和していて 
ボールも、空間も、時間も 
自分と“ひとつ”として、そこに“ある”状態。  
  
自分と、自分以外の世界に境界がなく 
一体感をもって存在している。

  
 
あのときの、あの感覚。 
 
何かに囚われることなく 
偏ることなく 

からだも、こころも
解放されて、伸びやかで、自由で 
すべてに調和した状態。 

いまでも、あのときの感覚が
時折よみがえってくる。  

いまとなっては
あのときの、あの感覚を再現することは
おそらくできないだろう。 


しかしながら、いまは
手段は、あのときとは違うけどカメラがある。  

カメラを構えると不思議なことに
いとも簡単に、“自我”を超越する。  
 

自分という枠組みを超えて 
自分の外側の世界と境界がなくなるのだ。 

そこには、あのときと同じように 
すべてが“ひとつ”となった調和の世界がある。      
 
 
カメラという手段、ツールを介して 
世界と調和することができる“よろこび”。 


さまざまな人生経験を経て 

わたしは、カメラを通じて 
何を体験し、何を表現したいのか。
    

その答えは、明確にある。 
 
世界は“美しい”ということ。 

世界は“ひかり”であふれている、ということ。


世界から、たくさんの“ひかり”が失われている。

そんな世の中だからこそ 
わたしは、カメラと“ひとつ”になり 
この世界に“ひかり”を灯していきたいと思う。


Kokorographyでは、
あなたが、“ひかり”に還る時間と体験を
写真や映像撮影を通じてお届けしています。


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