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時間薬

わたしの父は
長年闘病していた母が生きている間
産まれた初孫を一度も抱くことがなかった

闘病で苦しむ母の横で
幸せを感じてはならないと思っていたそうだ
そんな父が初孫を抱いたのは
母が亡くなってから半年後
その頃すでに初孫は一歳になっていた

半年という時間が父にとっての時間薬となった
父にはひとりで時間をかけて
自分を赦し癒す必要があった

悲しみやモヤモヤをむやみに早く解消させる必要はない
そんな時期があっても良い


【ひとりごと】
様々な悩みを見聞きするようになって
改めて時間薬(ときぐすり)が
必要な時期ってあるなぁと思います

特に、人やペットの生き死にはそれで
無理に忘れられるものでもなく
逆に忘れる必要もないのかもしれません
ただ、受け入れる時間が必要なだけ