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心が病んだらどこへ行けばいい?心療内科?カウンセリング?

こんにちは、吉倉です。

私たちは毎日ストレスを感じて生きています。それが原因で心身が病んでしまう人も多いのではないでしょうか。

今日は"もし心が病んだらどこへ行けばいい?"という疑問に対して、心療内科以外の選択肢を私の意見を交えてお伝えしたいと思います。

※この記事ではカウンセリングと心療内科の違いを説明します。それ以外のもの(精神科やグループワークなど)は取り扱いません。

それではまず、結論をお伝えさせてください。

悩みを"根本的に”解決させたかったら心理カウンセリングを受けてみよう。そして薬のサポートが必要な時は心療内科に行こう。

です。詳しくは下記に説明します。

心理カウンセリング=会話での悩み相談・解決がメイン

悩みを"根本的に”に解決したい方におすすめなのは「心理カウンセリング」です。下記でカウンセリングに向いている方について詳しく書きたいと思います。

"変わる意思がある人"しか効果は出ない

カウンセリングでは他人を変えることは出来ません。

ただ、相談者本人が変わることで周りの人間関係や付き合い方が変わっていくと思います。

カウンセリングには相談者本人が「今の自分を変えたい」という決心が必要です。このままの方がやっぱり安心かも…という後ろ向きな気持ちは捨ててもいいくらいです。地の底から這い上がるような覚悟と決意を持っている人にとってカウンセリングは強い効果が出やすいと私は思います。

そのためカウンセリングでは”ただ愚痴を話してスッキリする”というよりは悩みを解決するためにその"愚痴"がどうして生まれるのかをカウンセラーさんにゴリゴリ深掘りされていくような感じです。正直、楽しい作業じゃない時もあるかもしれません。友達とカフェでおしゃべりする方が楽しいかもしれません。

でも悩みを根本的に解決するには利用する価値があると私は思います。

ちなみに私が心理カウンセラーを選ぶ際に気にした3つのことを下記リンク先の記事にまとめているので、気になる方はこちらもご覧ください。

心療内科=(主に)薬での治療がメイン

私は自分の悩みを相談できる専門家を探していた時に最初に何件か心療内科を周りました。話を聞いてもらえずに薬を処方されるばかりで「違う…私は話を聞いてもらいたいんだ…」とガッカリしていました。

それもそのはず、心療内科は薬での治療がメインなんだそうです。このことを最近知りました。もっと早く知っておけばこんな回り道をしなくて済んだのにと思ってこの記事を書いています。ただ、場合によっては病院でもカウンセリングが可能な場所かもしれません(私はそういう病院に出会えなかったので詳しくは書きませんが。。)

人によっては薬は必要ない人もいます。私も結局薬は飲んでいません。ここで言いたいのは"話を聞いてもらって悩みを根本的に解決する"という目的の場合は心療内科は専門外なのです。

しかしカウンセラーは薬を処方することが出来ません。なので薬が必要な方は心療内科に行ったほうが良いでしょう。ただ、将来的に断薬したい方はカウンセリングも並行して利用するといいと私は思います。

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例:不眠で悩む方の場合

例えばあなたが不眠で悩んでいる方の場合、薬を飲むことで神経を落ち着かせて眠ることができます。

でも不眠の"原因"はどこから来ているのか、また"気持ちを落ち着かせる"ためにはどうすれば良いかを心理学の目線で考えるには心理カウンセリングを受けるのが良いということになります。なので薬の力を借りて、カウンセリングを受けながら徐々に断薬していくようなイメージです。

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不眠の原因が実はトラウマだったり、人間関係、親子関係だったりします。でもこれらの問題は薬では解決していないんですよね。薬の力を借りないようにはこういった"原因"を解決していくことが必要になります。

以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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