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「美しい心」と「苦悩の心」について

今日は例題を共に、「美しい心」と「苦悩の心」について復習していきたいと思います。「美しい心」と「苦悩の心」については『世界中の億万長者がたどりつく心の授業』をご覧ください。

【苦悩の心の状態】ネガティブな感情が心に表れること

 例)上司にカチンとくる言われ方で注意を受けた。なんで、私だけそんな言い方で注意されなければいけないんだろう?とイライラする。その点、同僚のAさんは、上司から注意を受けずに仕事をしている。そんなAさんを見てると、モヤモヤしてくるし、Aさんが悪いわけではないのに、ついちょっとしたことでAさんに対して、つめたい態度をとってしまう。そして自己嫌悪に陥り、このままの状態で仕事を続けていけるのだろうかと不安になる。

例の中には
・イライラ
・怒り
・嫉妬
・モヤモヤ
・不安

といったネガティブな感情が心に表れていることがわかります。

ネガティブな感情が生まれると同時に思考が生まれます。ほとんどが未来の思考と、過去の思考です。この例では、このままの状態で仕事を続けていけるのだろうかと未来の思考が浮かんでいます。

そして、ネガティブな感情が生まれているときは「自分が中心の立ち位置」になっています。これは、一般に聞かれる自己中とは少しニュアンスが違います。「自己中」と言ってしまうと、少しネガティブなニュアンスが入ってきてしまうからです。そうではなく、シンプルに世界の真ん中に自分がいて、その立ち位置から物事を見ている状態であり、自分と周りの間に隔たりが生まれる状態、と捉えるといいでしょう。

今回の例では、上司との間、Aとの間に隔たりがあります。「苦悩の心」にいるときは、自然と、自分と他人の間に隔たりが生まれます。

「苦悩の状態」のままでいるとそこからは「衝動的な行動」しか生まれません。
例では、注意を受けないAさんに対してつめたい態度をとってしまっています。

【美しい心の状態】

・自分の苦悩を取り除けた状態であり、平穏さ、幸福感、静寂さ、喜びを感じることが出来る状態。
・また、過去と未来の意識ではなく、「今ここ」にいることができる状態。
・感謝の気持ちが自然と湧き出てくる状態。

美しい心の状態の時は頭がスッキリしています。スッキリした状態だと、自分が掲げるビジョンが見え、どの道を進めば、夢にたどり着けるのか、はっきりわかるようになります。

そして、行動が生まれます。その行動は「衝動的な行動」ではなく、あなたにとって「正しい行動」です。不安なく行動できるため、大きな一歩が踏み出せたり、大きな結果に結びつく行動です。クリエイティブなアイデアも美しい心の状態の時に生まれます。

また、「全ては一つ」の意識を感じます。

さて、あなたの心の状態はどちらですか?「苦悩の心」の状態だと感じる時間が長いでしょうか。それともそれとも「美しい心」の状態でいられることの方が多いでしょうか。

「苦悩の心」の状態になっている時間が長くても、心配しないでください。誰でも、何らかのきっかけがあると「苦悩の心の状態」に陥るものです。「苦悩の心」の状態になったとき、大切なのは「気づくこと」です。

「あ~、今自分は苦悩の心の状態だ」と気づき、心が揺れていることに気づく。

気づくことが出来れば選択肢が生まれます。「美しい心の状態」で生きていきたいか、「苦悩の心の状態」で生きていきたいか。

「美しい心の状態」で生きていきたいと思うなら、その次することが「4つのステップ」です。

4つのステップについては次回お伝えします。
さあ、あなたの心はどちらの状態でいることが多いでしょうか?常日頃、「美しい心の状態」か「苦悩の心の状態」か、観察してみると、意外と「苦悩の状態」で無意識に生きてしまっていることに気が付くかもしれません。

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