映画【生欲】を観て

先日、映画を観てきました。
朝井リョウ原作の【生欲】です。

小説がとてもよく、いろいろと考えさせられる内容で、映像ではどんな感じになるのかなと、期待と不安が半々の状態で観に行きました。
結論。映画もよし!

多様性って言葉について、みなさんはどう感じていますか?
多様性って聞くと、なんか、心地よく感じてしまう…でも、それは本当に心地いいものなのだろうか?

作中で、【なんか…地球に留学してるような感じ…】というセリフがありました。
精神障害や発達障害の当事者だけに限らず、少数派に属する人たちは、きっと誰もが、少なからずそういう感覚があるのではないか。私自身も、自分がここにいていいのか、というような感覚は幼い頃から感じていて、このセリフに、納得というか共感?してしまったのです。

なんでもかんでも権利を主張して、みんなが生きやすい社会を作るよりは…
「あなたはそうなのね」「わたしはこうだけどね」と目の前にいる人を否定したり拒否したりしない、心にゆとりをもてるような社会になってくれたほうがいいのになぁ。なんて、綺麗事でしかないですね…

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