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成長しやすい人は意図的に破壊と創造を繰り返している


コーチングやカウンセリングをしていて、成長しやすい人と成長しにくい人の差みたいなものにちょっと気付いたので書きます。

と、その前に。

この投稿を読もうとしているあなたは本当に成長したいでしょうか?

本当に成長したいのなら読んでみても害はないと思いますが、成長したくないのに読むと少し気分が悪くなる箇所があると思います。


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破壊と創造のダイエット


成長しやすい人と成長しにくい人の差をひと言で表現するなら「意図的に破壊と創造ができるか」です。


ちょっとエグいけど、ものすごくリアリティがあって分かりやすい例を出します。

あなたが今ダイエットに取り組んでいるとします。
やせることが目標です。
やせることを自発的に達成できればそれが「成長」です(という定義で話を進めます)。

ダイエットとは非常に単純なもので、「食べなければやせる」というたったひとつのメカニズムの上に成り立っています。
(余談ですが、私自身も数年前に1年で10kg以上のダイエットに成功した経験(と、それに至るまでの無数の失敗)がありますので、このメカニズムの正当性については自信を持って主張できます。)

ではどうやって食べる量を減らすのか? ー このテーマの下にひとつの産業ができあがってしまうくらい、人間にとって食事を控えることは難しい。
ところがある簡単な方法を実践すれば高いお金を払わずとも(ほぼ)どんな人でもダイエットに成功できるのです。

その方法とは...


じゃじゃん!
ひとしきり噛んだら、一度出す。


たったこれだけです!

普通の大人の人であれば、一度口に入れて、噛んで、ぺっと出したものはあんまり食べたくないと思います。
例えそれが一貫数千円の高級寿司でも。
幼児には利き目がないのが残念ですが、ほとんどの大人はこの「食っては出す」という動作を食事に加えることによってかなり効率的にダイエットを遂行できるはずです。


実は、この例の中に自分の思う「成長しやすくするコツ」のエッセンスが詰まっています。(だから書いたんですけど。)


成長するコツ


そのエッセンスとは「自分から食べたくなくなる状況を創り出している」という点です。
噛んだものを吐くという行為を自ら進んで行なうことによって、既成概念である「食べものはおいしい」というイメージを自分の責任でぶっ壊しいるわけですね。
そうしておいて、「やせる」という成長を達成するために必要な「食べたくない」、いやさ、「食べない」という(能動的な)選択肢を創造しているわけです。

この

・自分で破壊しておいて

・自分で対処する

という一見矛盾した行動を意図的に、もっと言うと計画的に実行できるかどうか、この点を成長しやすい人は自然と実践している傾向にあると感じます。
と同時に、成長しにくい人に足りない要素であるとも感じます。

言いたいことの基本的な部分は以上です。
実は成長しにくい人についても数行書いたのですが、無闇に批判的で誰も得しないと感じたので消しました。


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