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それ、遺伝子が見せてる幻影かもよ?

セロトニントランスポーターって知ってますか?これはセロトニンを受容する役割のタンパク質です。セロトニンには心を落ち着かせる働きがあり、「心のブレーキ」を左右してます。この【セロトニンをどのくらい受け取れる】か、で不安の強弱が変わります。

「セロトニンを取り込む働きを持つ『セロトニン・トランスポーター』の性質を決める遺伝子には、LとSの2種類があります。Lは楽観的(セロトニンの影響が出にくく、ブレーキが弱いので楽観的)  Sは不安(ブレーキが強く慎重になる)で、この組み合わせや濃淡で性格が決まってくると言われてます。好奇心旺盛、慎重派、など。       日本人はセロトニントランスポーターが少ない民族と言われています。つまり、不安を感じやすく生まれついているのです。

Sが多いと不安が強くなるのでリスク管理は長けますが、『自分以外の誰かが幸せになるのを許せない』心も働きます。誰かが幸せだと、幸せで無い自分を痛感し不安になるのでしょう。

もし貴方がネガティブな感情に振り回されているのなら、自分に言ってあげましょう。

『それ、遺伝子がみせてる妄想だよ』と。   

そしてやるべきことは、その不安が現実のものなのかを、客観的に捉え直すことです。

☆書き出す                 ☆信頼出来る人に聞く    がオススメです😊




日本人が不安が強い理由が気になった人は読んでみてね👇👇👇

なぜそうなったのか??諸説ありますが、その一つに、日本が災害大国であることがあげられます

日本は世界でも有数な災害大国であり、地震、津波、台風、暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、噴火など様々な災害が各地で発生しています。

日本の国土の面積は全世界のたった0.28%しかありません。しかし、全世界で起こったマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で起こり、全世界の活火山の7.0%が日本にあります。

また、全世界で災害で死亡する人の0.3%が日本、全世界の災害で受けた被害金額の11.9%が日本の被害金額となっています。
このように、日本は世界でも災害の割合が高い国なのです。

もし、日本において「なんとかなる」と楽観的にかまえていたら、いざというときに対応することができず、多くの人が亡くなってしまう危険があります。

自分一人の判断で行動せず、共同体の全員で協力し合い、災害から住民を守るために、日本人は不安遺伝子を育ててきた可能性があります。

そういった意味では、不安遺伝子は、長期的な目線で何がリスクかを考え、リスクを回避するための施策や備蓄などができるため、計画的な行動や貯金が得意な国民性を育んだといえますね!


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