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高齢者の交通事故や運転免許返納について思ったこと

※最近のニュースを見て思ったことを、思ったまま打ち込んでみました。そのため、少々読みづらいところやまとまりきっていない部分もあるかと思います。あらかじめご了承ください。

※特にオチのようなものもありません。今の思い垂れ流しです。

※表紙画像は、いらすとやさんよりお借りしています。

運転免許証を持っている祖母

 テレビやネット等で、高齢者が運転する車が事故を起こして、被害者が亡くなってしまう……といったニュースを見たとき、私は「他人事じゃないなぁ……。」とゾッとします。
 田舎に住んでいる私の祖母も、高齢ながら車を運転しているからです。

○祖母自身の病院への通院。
○祖父の病院の送り迎え。
○買い物。
○地域の活動等の行き来。
○親戚宅や友人宅、墓参り等への行き来。

 こういった用事で外へ出ることが多いのですが、バスは1時間に1本あるかないか(路線によっては1日に数本とかも)、電車も1時間に1本程度で、それなりに田舎ですし、目的地によってはバス停や駅から結構距離があったり、用事によっては荷物の持ち運びが大変だったりします。

 「タクシーを使えばいいじゃない」と思われるかもしれませんが、出かける必要のある用事が多ければ、その分タクシー代もかかってしまいます。
 ガソリン代や車検、車関係の税金等、「車にかかるお金」と今後あちこち出かけるのにかかる「タクシー代や公共交通機関の料金」とを比較したとき、後者のほうが安く済むのであれば良いのですが……。

運転免許証を持っていない祖母

 私のもう1人の祖母は運転免許証を持っていません。そのため、病院も買い物も、ほぼ全部タクシーを利用しいると聞いています。

 祖父が危篤状態で入院していたとき。一度自宅に帰っていた祖母は、「容態が急変したのですぐに来てください!」と深夜の3時くらいに病院から電話連絡を受けたそうです。しかしこの時間はタクシーも呼ぶことができず、近くに住んでいる友人(うろ覚えです。親戚だったかも……?)に頼んで車を出してもらうことになったとのこと。

 時間も時間でしたから、病院から連絡を受け、友人に頼んで車を出してもらうまでに少々時間はかかったそうで、結果的に祖父の最期には間に合わなかったらしいのですが、その友人(?)がいなければ、病院に行くのはもっと遅くなっていたはずです。祖母が困ったときに祖母を支えてくれる人、手を貸してくれる人が祖母の近くにいてくれて本当に良かった。

2人の祖母を見て思ったこと

 年金等の収入の状況や、外出する頻度、交通費にどのくらいお金をかけられるか、お金の都合や交通機関の都合が合わなかったときに助けてくれる知り合いが近くにいるかどうか等々……。「高齢者」にもそれぞれの、様々な生活の状況があるでしょう。

 認知症や高齢による運転能力の低下等が原因で交通事故を起こしてしまい、誰かを傷付けてしまったり命を奪ってしまったり、といったことは私も無くなってほしいと思います。「車がないと生活が不便になってしまう」からといって、「事故を起こしても仕方がない・何の非もない方を傷付けていい・命を奪っていい」ということにはなりませんからね。
 でも、そういった事故が報道されたとき、「高齢者だから」という理由で叩くだけではなく、どこに住んでいる人であっても潔く免許証を返納して、その後も不自由なく生活していけるようなサポートをもっともっと充実させようぜ!という動きが活発になったら良いなぁ、と思います。

高齢者の運転免許 返納について【テキストせやろがい】|せやろがいおじさん @emorikousuke|note(ノート)https://note.mu/seyarogai/n/n883193f4d9d7

↑先ほど、せやろがいおじさんのノートも拝読したのですが、こういったアイデアをどんどん出して、実現可能なものは何か?問題点は?どうやったら改善できる?等議論していけるような社会が、個人的には理想なんじゃないかなぁと。

 今の段階でもそれぞれの自治体で免許証返納による特典はあると思います。高齢者ももちろんですが、子ども世代・孫世代の私たちもそういう制度にもっと関心を持っていくことが大切ですね。「おばあちゃん、こんな制度があるんだって!だから安心して免許証返納して大丈夫だよ!」って教えてあげられるように。そして、自分たちの世代が高齢者になったときに、安心して免許証を返納し、不自由なく生活していけるように……。

 病院への通院や買い物は生活していくうえで必要ですし、祖父母には孤立したり引きこもったりしてほしくないので、親戚や友人の家に行ったり、地域の活動に参加したり、その他気が向いたら温泉だのお祭りだの遊びに出掛けたりしてほしいです。

 幸い私のそれぞれの祖母たちは友人に恵まれているので、いざとなったら周りに助けを求めることもできるかもしれません。でも、世の中の高齢者みんながみんな、周りに助けてもらえるとは限らないし、「周りの好意に甘えるだけ」のような状態になってしまうと、「申し訳ない……」と肩身の狭い思いをしてしまうことにもなるかもしれません。
 「してもらって当たり前」という気持ち・態度は良くないでしょうが、どの年代も生きやすい世の中になれば良いなぁ。

 これまでの悲しい交通事故が無駄にならないように、これ以上悲しい交通事故が起きないように。大きなことは、私1人ではできませんが、まずは今の自分にできることからはじめていきたいです。

ちなみに

 もし、私の父やその他身内に、祖母の免許証返納についての話をしたら「お前が地元に戻って運転手をやればいいだろう。田舎だからいろいろ不便なんだ。おばあちゃん孝行と思って助けてやれよ。」と返される可能性があります。現に今も免許証関係なく「2人とも年なんだから、お前が帰って一緒に住んでやれ。」といったことは何度も言われています。

 このように言われる理由としては、私の仕事や生活の状況も関係しています。しかし、祖父母には申し訳無いのですが、どんなに私の(家庭内での)地位が低くても貧乏でも地元には帰れません。帰りたくない理由があるのです。

 だから私は、「自分が地元に帰って運転手役をする」以外の方法で「孝行」できるように考えていきます。

 今回の思い垂れ流しはここまで!誤字・脱字等ありましたら、見つけ次第修正していきます。

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