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確定申告を自力でやってみた(白色)

先日、無事に令和4年(2022年)の確定申告を終えました!

こんにちは、元国語教員、現ライターの国語の庭です。

確定申告、今までは本当にちんぷんかんぷんで、間違えてたらコワイなぁと思ってわざわざ税務署に行って教えてもらいながらやっていました。

終えるたびに、「来年は自分でできそう!」と思っていても、1年経ったら忘れているもので…。

やっぱ、税務署行こ

となるのが毎年のことでした。

そんな私が今年、やっと、ついに、重い腰を上げてネットで申告してみることに。(ポイントにつられてマイナンバーカードを申請したのも大きかったのかもしれません)

せっかくなので、こんな感じだった!っていうのと、私の申告状況についての備忘録を残しておきたいと思います。

私の確定申告状況

今はフリーランスのライターを名乗っていますが、実は未だ白色申告です。
(青色申告は夢のまた先…!)

夫の扶養に入っているので、扶養の範囲内で働いています。

申告の手順

結論、とっても簡単でした!

アナログ派な私でも、30分かかってないくらいでできました。
(ほとんどはパスワードとか番号の書類を探す時間で、入力自体はとってもシンプルだったと思います)

国税庁のサイトにアクセスして、申告します。

マイナンバーカードを作る時にマイナポータルに登録していたので、そこを経由した結果入力内容も最低限でオッケーでした。

特に名前やら住所やらが自動で入力されるのは手間がかからなくてとってもラク!

指示に従って所得や経費を入力して、最後に確認して送信、終了でした。

とってもカンタン

申告の際に必要だったもの

事前に準備していたのはスマホ、マイナンバーカード、所得などの記録でした。他にも求められたものがあったので以下にまとめています。

①マイナンバーが読み取れるスマホ
②マイナンバーカードとパスワード、電子証明書のパスワード
③利用者識別番号とパスワード
④2022年の所得と経費の記録

①マイナンバーが読み取れるスマホ
→スマホで申告しました。カードの上にスマホをかざすと情報を読み取ってくれるんですよね。便利。

②マイナンバーカードとパスワード、電子証明書のパスワード
→マイナンバーと連携して申告したので。4ケタのパスワードは覚えていたのですが電子証明書の方のパスワードも必要だったので焦りました。役所で記入した紙どこにしまったっけ…?と探し回りました。

③利用者識別番号とパスワード
→一度確定申告をしたことがある方は利用者登録をしているはず。これ、私毎年忘れて焦ります…。案の定、今年も。パスワードも含めて長いので自力じゃとても覚えきれません。わかるところにメモしておかなくちゃな、と毎年思って忘れています。今回探すのに一番苦労しました…。だって1年に1回なんですもの。

④2022年の所得と経費の記録
→2022年の1月~12月までの所得と経費です。申告の際に提出する義務はありませんが、保存しておかないといけないのである程度自分でわかるように記録に残しています。申告の時期にないと焦るので、年末からお正月明けくらいにまとめることが多いです。

こんな感じで、とってもカンタンに終わった2022年の確定申告でした。

私の白色申告(103万の壁のワナ)

おまけです。

よく、「103万の壁」って聞くじゃないですか。

あれ、私の場合当てはまらないんですよね。

扶養に入っていてクラウドソーシングをしている人の場合、所得のボーダーラインは103万円じゃなくて48万円なんです。

え、じゃあそもそも103万円って何なの?って話なのですが、内訳は以下2つ。

①基礎控除(48万円)
②給与所得控除(55万円)

①と②を足したら、103万円の控除になるよってこと。

①の「基礎控除」は、誰でも受けることができる控除のことです。

対して②の給与所得控除は、決まった特定の相手からお金をもらう人(アルバイトやパート)に適用される控除のこと。

一定の相手から「給与」としてお金をもらっている人に適用されます。

クラウドソーシングの場合、クライアント様は1人というわけではないので、「給与」にはなりません。(所得扱いになります)

ということで、私の場合は②の給与所得控除は適用されないんです。

つまり、103万円から55万円を引いた48万円。(基礎控除ですね)
この額が、私が扶養から外れないための条件になります。

ちなみに…

この48万円の所得には、経費は含まれません
経費っていうのは、税金とか、手数料とか。

たとえば、クラウドソーシングで案件を受注すると、手数料や税金が何%か引かれますよね。

あれ、経費にできるんです。ここが救い、ですね。

(全ての収入)ー(経費)=所得

他にも、在宅でやっていたら家賃とか電気代、通信費もある程度経費にできます。

あまりにも経費が多すぎると指摘されることもあるみたいですが、常識の範囲内(ここがなかなかのグレーゾーン…)なら許可してもらえるようです。

そのあたりは各税務署の判断なのでしょうね。

ちなみに…白色より青色申告にした方がオトク!って話も聞きます。

控除額が大きいので、今後収入を増やすならいいかもしれません。

ただ、個人事業主としての届け出が必要なのと、簡易簿記をつける必要があるとか手続き系でつまずきそうなので、もう少し先送りにしようかなと思っています。

こんな感じで、私の確定申告のお話でした。


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