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どう伝えるか

言葉で相手にどう伝えるか。


1 言葉

今、口にしている言葉は、
愛のある言葉だろうか。

言うことを聞かない子供達に、
愛のない汚い言葉を投げかけたことがある。
仕事をしない同僚に腹が立ち、陰口を言ったことがある。

言葉には言魂が宿っている。

相手に失礼のない言葉選びも大切。
思いが乗った言葉も大切。

一般的な良さそうな言葉を選ぶこともあるだろう。
でも、
「馬鹿野郎」
と一見汚い言葉もその人との間柄で言葉の優しさは変わってくると思う。

尊敬し、共に仕事をする上司から浴びせられた
「馬鹿野郎」には愛を感じるかもしれないが
突然浴びせられる「馬鹿野郎」には
怒りや腹立ちしか感じないように
その人との関係性や言葉を発する方の愛の有無で
言葉の優しさは変わってくる。

言葉を口にする時
愛のある言葉を発したいと思う。

2 おへそ

どんなにいい話も、
おへそとおへそが向き合っていないと入ってこない。

相手に話すときは
何かしながらではなく、
きちんとおへそをむけているだろうか。

仕事が忙しいと手を止めることなく、
何かしながら返事をしていないだろうか。
タイミング悪く声をかけてきた子供に、
顔を見ることなく、適当な返事をしていないだろうか。

思い当たる節はたくさんある私。

挨拶一つとっても
ついつい心のないおへそがへっちょ向いた挨拶をしている。

おへそを向ける。
何かを伝えたいとき
何か相手が伝えてきたとき
相手に向かっておへそを向けることを大切にしたい。

3 心

口では優しいことを言っていても
心ではそう思っていないことありますか。

社会のしがらみ
組織のしがらみ
地域のしがらみ
たくさんのしがらみの中で生きていく上で
思っていることとは違うことを
言わないといけないことがあるかもしれない。

私は、思いや心と違うことは言わないように心がけている。
嫌なときは嫌であると。
違うときは違うと。
おいしいときはおいしいと。
しがらみなど気にすることなく、
自分の心に素直に。

心で思っていないことを言っている人は
嘘つきの顔になると思うし、
到底信用を置くことはできない。
自分の心に素直に生きている人から見れば
そんな人はすごく違和感を覚える。
嘘をつかない人は嘘を見破る力があるのと同じだ。

心で感じた素直な気持ちを
おへそを向けて
愛のある言葉にする。

そうすれば、きっと伝わる。
時間がかかったとしても。

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