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どんな言葉を口にするか。

毎朝聞く、キングコング西野亮廣さんの『西野さんの朝礼』。
「どうして芸能人の不倫にコメントしないのですか。」の質問に
「なぜ人を殴らないのですかと聞くのと同じことだ。
どうせ口にするならそんな言葉を発したくない。」
と答えているのを聞いて、自分が情けなくなった話。


1 品のある言葉

西野さんがスピードワゴンの小沢さんの
「何を言うかが知性。何を言わないかが品性。」
と言う言葉で締めくくっていた。

自分の発する言葉に品があるだろうか。
自分が発信しているSNSに品があるだろうか。
今一度立ち止まってみたい。

そして、そのことを、私たち大人が親たちが
ちゃんとした背中を見せ、子供たちに教育しないといけない。

そのためにまず、自分自身を見直そう。
時間に追われたり、
怒りの感情にまかせ、
愛のない暴力的な言葉を粗雑な言葉を口にしていないだろう。

思い当たる節はたくさんある。

心に余裕を持ち、言葉を発する前に
今一度言葉にして言うべきか立ち止まりたい。

2 限られた言葉

西野さんの朝礼からもう一つ。
余命数ヶ月の人と会うたびに
美しい言葉しか口にしない姿を見て
残りわずかの人生で
限られた言葉しか口にできないと
人間は罵詈雑言ではなく
美しい言葉を発すると気がついたと言う話。

私は、余命がいくらがわからないが、
永遠の命ではない。
限られた命だ。

なのに、人間はついつい自分の死に疎くなってしまう性質がある。

スティーブ・ジョブズが毎朝鏡に向かって
「もし今日が人生最後の日なら、自分は何をするだろうか?」
と問いかけていた。

人生最後の日だとわかっていたら。
もう自分の人生が終わると知っていたら。

なんて亡くなる前に言うが、産まれたときから人間は
そのことを知っていたはずなのに。

どうしてこんなことしたのだろう。
どうしてこんな言葉を口にしたのだろう。
と後悔しないよう。

限られた自分の言葉を
きちんと選びたいと思う。

3 愛おしい言葉

言葉には言魂があるように。
言葉には愛や思いが包まれている。

どんなに綺麗そうな言葉でも
どんなに良さそうな言葉でも
そこに愛が無ければいけない。

どんな乱暴な言葉でも
愛があれば、
優しい言葉となる。

相手を思う優しさ
包み込む愛情が無ければ
言葉は相手に染みていかない。

今一度自分の発する言葉を見直そう。
そして、
私は、今日どんな言葉を口にしようかな。

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