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続 高校。

両方、選べばいい。

打開策が見付かった。

高校卒業と水商売の
2足のわらじを、履けばいい。

色んな人や情報誌…
とにかく出来る事を調べ尽くし
単位制のフリースクールに通う事にした。

最初はぼんやりとしかイメージが湧かなかったが
高校の決められた単位さえ取れば
高校が卒業出来るという素晴らしいシステム。

勿論、親には相談しない。


そうと決まれば…
猪突猛進な私はあの男の人に相談した。

トントン拍子に
書類を代筆してくれる人も見付かり
勝手に編入届けやら
学費もろもろ含め親に黙って
見事、単位制の高校生になった。

たった書類数枚と
論文、テスト、面接で編入出来るとは思わなく
気が抜けた瞬間だった。

勿論、事後報告なので
こっぴどく怒られ
ヒステリーか何か分からない暴力もあったが
粘り勝ちなのか、諦められたのか…

「もう、好きにすればいい。」
「お前にかける金はない。」

と、言われた。


ココからが、私の生きてきた中で
1番、濃ゆい時間かもしれない…


新しい私、こんにちわ。

すぐさま、学費の問題も発生し
何も知識のないまま
夜の世界へと、飛び込んだ16の夏。


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