TSMC工場進出とインバウンドで伸び代しかない熊本の観光ビジネス
おはようございます。
叔母さんがイチゴ農家の小松です。
昨日は職場のメンバーへ苺を持って行った。
苺って嫌いな人がいない、ような気がする。
珍しく白い苺が!
さて、今日はインバウンド観光の話をしてみます。コロナ禍では世界中で行動制限がかかり観光産業は冬の時代が到来。ようやく明るい兆しが見え始めており、地方活性化の観点からも各企業や自治体もインバウンド観光客への対応は地方議会でも話題となってます。
世界から日本、九州、熊本の観光客数の動向や将来的な展望について考えてみます。
訪日外国人の状況
日本では、コロナ前の2019年には訪日外国人が約3200万人となっていた。政府は2030年の訪日外国人の目標値を6000万人としてこの目標は変えていない。すでに2023年の訪日外国人は2500万人を突破している。
2023年12月の訪日外客数は中国からの外客数が完全には戻らない中でもコロナ禍以降で最多を更新した。ようやく、中国政府の団体旅行、個人旅行ともに全面解禁となる。2024年は中国人の訪日観光客の増加が予想される。すでに2024年1月の訪日外客者数は、2,688,100人と前年同月比では79.5%増となり、また2019年同月との比較ではほぼ同数を記録した。
世界の観光客数の見込みと九州の状況
国連世界観光機関(UNWTO)によると、2030年の世界人口は約85億人予測されており、国際観光客数は延べ18億人になる見込みとしている。
また、国際空港評議会(ACI)によると、2024年末までに世界の旅客輸送量は97億人に達し、2042年には倍増すると予測している。
九州運輸局が発表した。九州への外国人入国者数の推移を見ると、2023年12月における九州への外国人入国者数は2019年12月に173.3%の341,623人となり、1月以降最多となっている。2023年11月確定値からも下記の表の通り中国以外は完全に回復している。
熊本の国際航空便の状況
熊本では、チャイナエアラインが2月27日から台北熊本便が1往復増えて週5往復になりスターバックスと合わせて12便となる。香港便も香港エクスプレス、香港航空の2社で収録便運行されており、地方空港では異例の便数。
2019年は、高尾線週3便、香港線が週3便だったことを考えると、東アジアと熊本の黒の状況は大きく変わっている。
また、熊本には半導体の自宅生産で世界最大手、台湾のTSMCが工場建設を進めており、今年末まで本格稼働する予定。さらに第2工場の建設も今年末まで予定されており、政府が巨額の支援を行う。
今後は第3工場、第4工場の誘致も熊本で決まってるようで第5工場、第6工場も熊本では?と噂されており、半導体産業関連のビジネスに伴う高付加価値型人材が熊本に集積することが予測される。
熊本の観光産業は全国的にも優位なポジションを確立しており将来的にも有望な市場といえる。
以上、また明日。
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