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地域警察官の1日

おはようございます🚓

今日は「地域警察官の1日」について話します。

警察官を目指している方で「交番の警察官に興味がある」という方は参考にしてみてください。

まず、地域警察官の基本的な勤務は交替制です。

警視庁などは「4交替」だったりしますが、今日は基本的な「3交替」を説明します。

勤務時間は朝8時30分から、次の日の朝8時30分までです。

丸一日が勤務となる訳ですね。

勤務を終了する日のことを「非番」といって、朝8時30分の勤務終了後、その日は1日休みです。

次の日は、「公休」といって、また一日休みです。

この「当番・非番・公休」で回していくのが「3交替」の勤務になります。

当番日の流れは、朝、警察署で出勤の準備をしてから、朝礼をして、自分の勤務する交番へ向かいます。

交番では、勤務交替をするのに非番の警察官から昨日あった事件事故などの引き継ぎを受けます。

引き継ぎが終わると、①在所、②巡回連絡、③警ら(パトロール)、④立番、といった4種類の勤務をやっていきます。

基本的には、「基本勤務例」といって、1日の中で何をするか時間が決められているので、それに沿って勤務を進めていきます。

①在所は、交番で待機しながら周辺の警戒をしたり、交番へ来た人への対応をします。

②巡回連絡は、交番が管轄する地域の家やお店、会社を回って災害時・緊急時の連絡先などを聞いて回ったりする活動です。

③警らは、その名のとおりパトロールで、警戒のための見回りや、不審者への職務質問であったり、交通取り締まりを行います。

④立番は、交番の周辺に立って、周囲の警戒を行うことです。時には、事故の多い交差点に立って交通監視をすることもあります。

こういった仕事の流れの中で、事件事故があれば無線や電話で指示を受けたり、職務質問をして犯罪者を見つけたりしていく訳ですね。

夜は、「前夜勤務」と「後夜勤務」に分かれて仮眠をとるか、勤務に就くかのどちらかです。

前夜勤務なら、夜の9時から26時(翌日の朝2時」まで勤務して、朝7時まで休憩という感じ。

それに対して後夜勤務は、夜の9時から休憩になり、朝の2時から7時まで勤務です。

深夜時間の勤務が終わると、次の日の当番勤務員が来るまで、先ほどの4パターンの仕事をしたり(巡回連絡は早朝になるのでやりません)、勤務日誌の整理や、パトカーへの給油、洗車、交番の掃除などを行います。

そして、当番勤務員が来れば勤務の引き継ぎをして終了〜といった感じですね。

ざっと紹介しましたが、警察官になりたい方で細々としたことが聞きたいということでしたら、ぜひTwitterのDMでご質問くださいね。

警察官になるために、たくさんの事前知識を持っておきましょう。

※質問は、Polishのオープンチャットでしていただけると、他の警察官志望者の参考にもなるので、できればそちらでお願いします。

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