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文章能力を高めるために必要なこと

おはようございます🕵️

今日は「文章能力を高めるために必要なこと」について話します。

警察官採用試験には論作文試験という試験があります。

試験を受けたことがある人にはわかると思いますが、制限時間内で出されたテーマに沿った文章を書かなかければなりません。

出されるテーマの内容と難しさは、高卒区分と大卒区分で大きく違います。

しかし、「自分なりの考えを述べる」という点においては、高卒も大卒も変わりありません。

ここでよく受験者の皆さんが勘違いしがちなのが、「調べたこと」や「知識・情勢」をたくさん書けばいいと思っている部分です。

論作文の添削をしていると、「警察の〇〇という部門は、〇〇という仕事があり、〇〇をします」という風に、やたらと言葉の定義や業務の内容について書く人がいます。

採点する側からすると、その知識の部分は大して重要だと考えていません。

そこに論作文の内容の多くを割いても、得られる点数は少ない訳です。

大切なことは、その知識や調べたことを元に
「あなたがその事柄についてどう考えているのか「自分なりの意見を持っているのかどうか」を書き、採点官に伝えることです。

単なる知識の羅列だけでは、「文章量を稼ごうとしているだけかな?」と思ってしまいます。

では、どうやったら自分なりの考えを書けるようになるのか。

ここが今回の大きなポイントです。

文章力を高めるには、「読む・書く」を繰り返すことが最短ルートです。

よく、文章力を上げるのに「新聞を読め」「小説を読め」と言われますが、それだけでは伸びません。

大切なのは「書く」にバランスの重心を持ってくることです。

ブログを開設して、自分の伝えたいことや趣味などについて文章で伝えてみる。

毎日、その日あった出来事とそれに対する自分の気持ちや考えを振り返り、日記に書く。

手段はいろいろあります。

とにかく、文章を書いて自分の頭にあるものを表現してみることです。

いきなり、論作文用の文章を書けと言っても難しいです。

たくさん文章を書くことによって、まずは書くこと自体に慣れます。

そうすると、さまざまな表現方法について学ぶ余裕が出てきたり、自分の書いた文章の穴(修正点)が見えてきます。

この繰り返しが、あなたの文章力をUPさせてくれるんです。

千里の道も一歩から。

そんなことわざではないですが、地道に積み上げた能力は自分を裏切りません。

ぜひ、論作文は苦手だという方、採用試験合格に向けて頑張りたいという方は、毎日文章を書くクセをつけてみてくださいね。

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