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メンヘラ転活日記 2023.05.12

転職活動を始めて2ヵ月近くが経ちました。
前半の1ヶ月は前職(今も社会的には在籍中)に勤めながらの転職活動。
辞めてからふわふわとメンタルが不安定になりながら…
自分の将来を見詰めながら、自分が本当に何をやりたいのかを考えながら過ごしました。

振り返ると…
人生の中で、きっとこの時間はとても大切なものになるんじゃないかなと。
そう、思えています。
まだ次の就職先が決まっていない中でこう思えるのは、大分メンタル的に強くなれたのかなあ、と思います。

私はあんまり器用ではないし、時間の使い方も上手くない。
そんな私が前職にもしっかりと向き合いながら転職活動を出来たとは、やっぱり思えないし…
前職をないがしろに転職活動をする罪悪感とか、部下や上司に嘘をつき続けることへの気持ちのブレみたいなものに耐えられたとは思えないのです。

そして、
この有り余る時間。

やきもきするし、悩み続ける時間になってしまいかねない余暇。
ときどき、思います。

私って本当に必要とされてないんだ…
将来どうなるんだろう…
このまま静かに1人で朽ちてしまいたい…

みたいに、不安に飲み込まれそうになることがあります。

ただ、そんな時は考えを振り払うために体を動かしに出かけることが多いですね。
今まではそんなこと出来なかったし、過去の私だったら、ただ1人ベッドの上で未来への恐怖に飲み込まれて吐きそうになっていただろうなと思います。

でも、そうじゃない今があるというのは…
長くブラックで働き続けてきた私にとって、この余暇を満喫する時間が必要だったのだと思えています。
ゲームをしたり、毎日1時間以上ウォーキングしてみたり。
久々の友達に会い、生まれたばかりの甥に会いに行き、その合間で適度に面接や応募を繰り返す。

どちらかというと、転職活動の合間に余暇を楽しむと言うより、
今はまだ余暇の合間に転職活動をしている様な感覚に近いです。

ただその違いはあくまでただの「感覚」であって、多分私と同じ様な状況にある人がほとんどなんじゃないかなと思います。
今仕事がない状態で転職活動しています、という方は、みんな。

人の心と体って1つしかなくて。
書類選考にしろ面接にしろ、やりすぎても今度は対応が出来なくなるので、書類選考を運よく通過し面接が4~5社入る段階になったら、セーブせざるを得ないんですよね…。
コロナ禍はほぼオンライン面接だったと思いますが、現在対面の面接に戻して来ている企業も多いです。
最大限予定を入れたとしても、移動距離や時間を考えると、予定出来て1日1~2社が限界。
そして、合否のタイミングは企業次第なので、こちらはそれ以上の予定を入れることも出来ずに待ちぼうけの数日間が生まれます。

とにかく暇が多すぎる(笑)

そうなると考え込んでしまいます。
資格勉強や企業研究などに使う時間がある!という考え方も出来ますので、みんな同じといいつつ感覚は違うとは思うのですが。
私はその時間をリフレッシュに使うことにしていて、美術館や公園に出掛けたりすることを優先しています。

企業の面接が入りにくい土日は、単発OKのアルバイトに行ってます。
これとってもおすすめです…!!
役にたってる感じもあるし、お金も入るし、しばらくフリーターでもやっていけるだろうなという感覚が培われていくので何となく将来大丈夫そうな気がしてきます(笑)
私は面接も要らない、前日にも入れるという利便性を重視してフルキャストというアルバイト検索サービスを使ってます。
(面接が急に入るとか合否の結果が急に来ることもあるので…なかなか数日後の予定も決まりにくい辛さ…)
口コミ的に良くない評判もあるようですが、私が今まで参加させていただいたお店や工場はどこも良い所でした!

そこで気付くんです。
私は前職にめちゃめちゃ人生を懸けるような気持ちでいたし、不安になっては考えすぎて頭でっかちになっていたのですけれど。

みんな普通に生きるために働いているだけで、立派な仕事をしてれば立派なわけでもなんでもない。
生きるために必要なだけで「仕事」なんて、人の価値のほんの一部でしかないなあ、と心から思うのです。

今ChatGTPとかAIの絵画技術とかも流行していて、人の技術や能力ってどんどんコンピューターに奪われていくんじゃないかなって思うようなことも多いですけど…
だからこそ人と人との繋がりとか、形にならない愛情・友情みたいなものがとても大事になって行くんだろうなと思います。
となると、やっぱり大事なのは人柄であったり、自分自身が幸せであること、穏やかであることじゃないかなと。

だから、今私はこの余暇の時間に改めて考えています。
私は何がしたいのか。
どんな人になりたいのか。
今まで割と人に影響されて色々なことを決めて来てしまった所があるのですが、そうではなく、本当に自分がしたいこと、やりたいこと、自分の幸せを真っ直ぐ見詰めていきたいなあと思います。
31歳、独身。
生きていく上でのパートナーのこととか。
飼っている猫のこととか。
いろいろと自分は変化の時を迎えているんだなと強く感じる今日この頃です。

この大事な余暇を、大事に過ごします。

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