今思うと、インドでの幸せを感じた瞬間は、会社の食堂での昼食時に、同僚のディピティさんのお弁当から、「カリフラワーのサブジ」を、ひと口、ご賞味させていただく瞬間だったような気がします。インドの家庭料理が凝縮された、お店では味わえない、普通のインドの味わいです。

あの居心地の良さは何だったのだろうと、そのころを思い出し始め、自分でも「カリフラワーのサブジ」を作ってみましたが、美味しくありません。今はそんな日々です。
プネでは、まだ、「古き良きインド」が残っていて、「昭和の路地裏の日本？」みたいなものを体験できたことが良かったなと思っています。
タイトル写真の2二人は、最初にインドに泊めてくれた元プロジェクトメンバーの親戚のおばさんです。日本人には初めて会うということで、大歓迎してくれた時の写真です。インドで撮影した写真の中でも好きな１枚です。自分の中では「古き良きインド」をイメージする写真です。