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思い出した子どもの頃の夢

こんにちはこみかです。
対馬は昨日から梅雨らしくなりました。

最近の私は、本業が充実してきてアタフタしましたが、お茶のお稽古が1ヶ月お休みになって余裕ができ、本を読んだり数年ぶりに大切なお友達と会えたりして、とっても満たされた日々を送っています。今月末にも楽しみが待っていてウキウキルンルン。

本業が充実したと言いましたが、稼げるようになったというよりは、この仕事をしている自分が、仮の姿ではなくなった、って感じ。今後の運営をどうしようか、本業以外の収入はどうしようか、税金対策しなければ、なんて考える自分に、
大人になったもんだな~
と、感心したりニヤついたりします。

こんなことを書いていると、子どもの頃や学生時代に漠然と思い描いていた“理想の自分”って、案外こんな感じだったかもしれないと、ふと気が付きました。

中学生のとき、将来の夢を書かないといけない授業があったんですね。(あれ、ほんと嫌だったけど)その時自分が書いた言葉は、忘れもしない、
「かっこいいおばあちゃんになる」でした。


十数年前、13歳のハローワークって本が出たのを覚えてますか?
学校の図書館ではじめて読んだときに思ったのは、
この中からしか選べないの?
みんな、ここに書いてる仕事をするの?
ピンとくるもの無いけど?
私みたいな子どもは何を目標にすればいいわけ?
といった感じでした。
作者の村上龍さんがどんな思いで作ったのかは聞いてみないとわからないけど、当時の私は、それら以外の選択肢を削除されてしまった気がして、未来を想像する楽しみがしぼんでしまいました。

まあ、こんなことでヘコたれる私ではないですから、なにくそ根性で、
今名前がついている職業でやりたいことはない!これから新しい仕事生まれるやろ!無いなら作ればいい!私はそっちやーーーー!!!と、しぼんだ風船を膨らませます。
こうやってゴーイングマイウェイを極め続けたい、そうしていれば最終的にかっこいいおばあちゃんになるだろう、と見積もったわけです。元気な中学生ですね。おほほほ


そして今、
これまでの短い人生を振り返ると、目の前のやりたいことを選び続けて、今の場所に流れ着いたなと感じています。
自己評価では、かっこいいおばあちゃんへの道を、寄り道しながらでも進んでいる実感があります。こみか、我ながらいい感じかもしれません。

(ちなみに村上龍さんは後に私をキューバへといざなってくれました。本当に行ってよかったし、龍さんのエッセーを読んでよかった。)

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