見出し画像

彼岸花をみて思い出すこと

赤い花のイメージしかなかった彼岸花、
宮崎に住んだときに白もあることを知った。

彼岸花を見るといつも思い出すのが、子供の頃習っていたお茶の先生のお話である。

彼岸花が田んぼのまわりに沿ってたくさん咲いているのは、猪よけのためなのよ。

彼岸花の根っこには毒があるため、
猪はこの花を嫌うと言われている。

昔の人達は、収穫間近のお米を猪に荒らされないよう、田んぼをぐるりと囲むよう彼岸花を咲かせた。

というお話。

そう。だから、田んぼや畑のまわりには毎年たくさんの彼岸花が咲いているのだ。

ちなみに、彼岸花は竹と同じ地下茎で増えるので、ひと塊の彼岸花は全て同じ遺伝子を持っている。

自分より62歳年上の先生のもと、小1から中3までマンツーマンで毎週習っていた茶道。

茶道から離れて10年も経ったのでお点前は忘れてしまったけれど、
お喋りしながら過ごしたあの時間は、苦しかった中学生時代の心のオアシスになっていたなと、今思い返します。

よし。お正月にはお土産もって会いに行こう。

サポートなんていただけたら嬉しくて私歌っちゃう