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コミュニティを”仕事”と思ってやっているひとは、”遊び”と思っているひとに駆逐される

今日は知人の東京の起業家の動きから感じた

『コミュニティを仕事だと思ってる人は、これを遊びや実験、次の人脈への投資だと思ってる人に駆逐される』
 
という話をします。

知人で、ヤマケンさんという人がいるのですが
一昨年会ったときは、参加費50万円の起業塾をしていて年商2億くらいでした。

それを今年は全部やめて
いまでは、その50万円相当のコンテンツを完全無料配布しています。



さらに超有料級のオンラインサロンを無料開催予定です。
 
彼のTwitterも、スタート2週間で
あっという間に2000名を超えていまは5000人弱。

彼のTwitter アカウント
 

もう、隠された(と売り手だけが思っている)情報に
高額をチャージするのは時代遅れになってきています。

クライアントさんのサロンづくりをお手伝いするときにも
価格や内容を考える根拠に

「これだけの情報があるから●●円だ」

という計算をしていたら、ズレてるなぁ・・と少し修正を入れます。

 
では、いま、何がお金を払ってでも欲しいものかというと

「体験・経験・一緒にやること」 
「つながり」
 
ヤマケン氏も、ボランティアがしたいから
やっている訳ではなく

「自分が実験してみたい
 リサーチ結果を試したい」

から、相当な時間をかけて取り組んでいて

それはそれは子供のような探求心で
ものすごい集中力で取り組んでいて
短期で結果を出しています。
 
マネタイズはそのオマケみたいなもので
無料で公開してそれを面白いと実践したひとと
次のプロジェクトを一緒に立ち上げるような仲間が見つかっている、という様子です。

それすら、目的としている訳ではない感じがあります。

 
課金できるコンテンツがひとつしかない人が
それを小出しにしてリストを取り
価値を高めようとして一生懸命セールスしているすぐ横で
 

他人をプロデュースが出来る能力や
コラボして新しいビジネスを立ち上げる能力がある人が
他の人が課金しているようなコンテンツを無料公開しています。

そうすると、情報の価値が一気にデフレ・風化します。

東京はなんだか、
普通の講座ビジネスがつまらなくなってしまった
超結果を出してきたひとが新しい「実験」を楽しんでいる脇で

これから起業して
コンサルで稼ごうとしている人が
50万円100万円という継続コースの金額を取るために
集客を頑張っている状況です。

(あくまで主観ですけどね)

東京、怖い。。

でも相変わらず、有料コンテンツだよ!
特典だよ!と自撮りしてSNSでコメントしあって
凄く盛り上がっている感を出している集団もいます。

これはもう、誰と繋がっているか?によるので 
全然そういう情報が回ってこない人もいるということだと思います。

SNSも自分の友達のフィードばかりを見ずに
イケてる友達の友達、の友達くらいをジャンプしてみると
まったく違う会話で盛り上がっていたりします。

先日も、自分のSNSのウォールで見かける顔ぶれが同じで
Facebookがつまらないな~と感じていたので
全然繋がりのいない長野の合宿に飛び込みました。

これが大正解。
すごく刺激を受けて、仲間が出来ました。

地方だとまだ、ヤマケン氏のように
高額塾で教えてるような情報や場を
無料で開放している人は
少ないかもしれませんが、東京はそういう流れです。

もしも地方にそういう人がいらしたら、ぜひ紹介してください。

(このメールに返信で届きます)

お金の役割が変わった

課金は、経費や利益を出すためではなく、

「変なやつをコミュニティに入れないため」

という意味合いのほうが強くなっている気がします。
 

私自身も、オンラインサロンのつくりかたを教える
会員制のビジネスは展開していますが、
その他、いくつかは無料で運営しています。

自分がこれから習得したりマスターしたいけど、
1人だと飽きそうなテーマが主で

・ビジネスYouTube
・未来から逆算した夢達成の方法
・地方活性プロジェクト
・断食
・オウンドメディア構築

こういうプロジェクトは、
好きで楽しい気の合う仲間にだけ声をかけて
講師をアレンジしたり
合宿の手配をしたりして
完全無料で運営しています。

好きで楽しんでやっているから、
「付き合ってくれてありがとう」
的な気持ちはあっても

「運営の手間賃としてお金を貰いたい」

とは、全然思わないんですよね。

これが、後発でオンラインサロンを立ち上げたい人は

「目標を達成するためのコミュニティなんです」

と言って課金しようとしています。

自分が目標を達成できていないのに(!)←ほんとの話です。

これが、スタートできない
立ち上げられもしない

という人と、どんどん実現させる人の大きな違いだと思っています。

マネタイズが上手くいっている人は
その前に、膨大な時間をかけて研究や実験
遊びでやって知見を貯めた時間があります。

いきなり、

「場を作るだけで継続収入が~」

と考えている人は、
この関係構築や投資の部分が抜け落ちています。

そして、無料ですごく良い場を作っている人の層と
繋がっていないから

自分も情報を得るのに
「お金を払い続けている」という状態になりがちです。

マネタイズのポイントをちょっとだけずらせば
仲間も知見もノウハウも溜まるのに、と残念に思っています。

私が6年前に趣味でコミュニティ運営をしていた時も
無償で100名規模のイベントを運営しながら

そういう好きな事を、仲間と突き詰める練習になっていました。

こうした楽しい下積み時代があったものが
これからは、数年後にちゃんとビジネスになっていくかな、と思います。

キンコン西野さんも
「好きなことで食えるようになる」ではなく
「好きなことでしか食えなくなる」と言われてますが

「仕事でやっている」という人は
「好き」でやっているひとの
 採算度外視の研究や先行投資が半端ない相手と戦うことになります。

想像しただけで恐ろしくないです?

だから、本当に自分が続けられること
楽しみを見出せることを選んでいくことをお勧めします。

私も、6年前にコミュニティでお金を~
とはつゆ程も思っておらず
夢中で取り組んだ結果が、今なのです。

また私も、これからの3年先のために
無償でいくつかのテーマのコミュニティを作り
チームラーニングしています。

これが「当たる」かどうかは、今は考えていません。
いま「やりたい」とアンテナが立つことをさっさと始めています。

あたりの確率は、おそらく1~3割程度かもしれませんが

「一緒に実験をした仲間」というのは
未来の強力なパートナーになります。

また、いま現状、既に独立してしまって
3年後の投資の前に明日のごはんだ!という人は

実験や遊びが出来るようになることが最優先です。

・金銭的
・時間的
・精神的

な3つの余裕がないと、非営利活動は続きませんし
関わる人との関係性も良いものにはなりません。

「コミュニティを作ろうと思っているけど
 いまから準備をするから遅い?」

のではなく

いまから準備するからこそ、
成功事例が溢れていて、
その分野での試行錯誤を免れていると考えましょう。

きっと多くの人は
「何が好きか確信がもてない」という状況です。

それを模索する時間としても
定額収入のあるうちに、軸を立てた発信をしながら
仲間を作ることをお勧めします。

何かの参考になれば幸いです♪


#コミュニティ #オンラインサロン #起業 #フリーランス


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