立ち上がりの評価について#1.どうすればいいかわからない方必見
こんにちは、コモレビです。
今回は、立ち上がりについての内容です。
立ち上がりって、けっこう色んな要素が絡み合っていたりします。
ですが、難しい内容ではありません!5分で読めます。
この中の、立ち上がりってそもそも何って内容を伝えていきます。
立ち上がりに限らず、動作全般に言えますが、できればいいんです。
困っていなければ。
それでも、僕らが分析をする理由としては、自分の治療の引き出しを増やすこと、一つの動作から応用的に連続性をもって考えられるようになることです。
分析一つで、結果が変わります。確実に結果がでます。
今回の記事でわかるようになること。
◇立ち上がりの動作のそもそも論がわかります。
◇分析前の動作のとらえ方がわかります。
◇超初級的な内容です。
とにかく大事なこと
「要するに」 がわかること!!
みんな細かいことばかりに注意が引っ張られてしまいます。それで、全体像が見えず、結局分析しようとしても何も出てこない。なんてことが、ざらにあります。
そのために、そもそも立ち上がりとはどういうものなのかの理解
層分けの理解
構成要素の理解
これらの理解が不可欠です。
そもそも立ち上がりとは何?
当たり前ですが
臥位から立位なるために
〇支持基底面は狭くなります→バランス能力が必要
〇重心は高くなります→筋力が必要
〇下肢の伸展要素が増える→使う関節が増える
このことは押さえておくべきです。(当たり前すぎて忘れがち)
この意識がないと、見失います。自分を笑。動作分析していても頭が真っ白になってしまいがちです。
この記事で言いたい重要ポイント
つまり、動作分析をするときの視点って多くない。
支持基底面 重心 運動連鎖
この3つを柱にみていくと、だんだんわかるようになってきます。
さらに、伝導路では橋網様体脊髄路という体幹を支配する伝導路と前庭脊髄路という下肢の伸展を高める伝導路があります。
座位では、橋網様体系が強く作用しており、立位では橋網様体+前庭系が使用できます。つまり、伝導路だけでみてみると、立位の方が二つ使えるので有利だとも考えることができます。座位や臥位では橋網様体系が働きやすいのでより、体幹の機能が重要であるとも考えらます。
動作を相分けする
視点を定めず、なんとなくみれば全体像がみえます。
もっと細かく、具体的にみるには層分けが必要です。
そこで、各相を
・屈曲相
・離殿相
・伸展相
この3つの相に分類し各相の特徴を分析していきたいと思います。
屈曲相
屈曲相の特徴は何と言っても
キーワードは「屈曲だけど伸展」です!
離殿相
キーワードは「足関節最大背屈」
伸展相
キーワードは「垂直に立つ」
細かい話はまた次回に書いていきたいと思います。
次回の内容としては、各相の細かい内容の説明となります。
今回の、立ち上がりシリーズが理解できれば、立ち上がりの動作分析で困らないと思いますし、今までよりも見る視点が増えるので、治療のバリエーション多彩になると思います。さらに、立ち上がりについて、語れるようになると思います。
今回は基本的には無料で出し惜しみせずに行っていきます。
では、またお楽しみに!
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