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重要な仕事だけやる=雑務を他人に押し付けること?

こんばんは。今週もおつかれさまでした!
相変わらずジメジメしていますね。

実は寝室のエアコンが故障してしまったようで、修理依頼をしようとしたのですが。
メーカーのフリーダイヤルにかけたら自動音声でAIチャットを案内されました。こういう仕組みっていいですよね。

職場では電話対応がけっこう苦手なんです。

というのもやっぱり自分がやっている仕事がぶちぶちと中断されてしまうし、「さっきメッセージ返信したんだけど…」という内容を見ないまま電話してくる人や、第一声が「社長につないでくれますか?」というよく分からない営業の人など。

育児もそうですが「自分がやりたいことを何度も中断される」ってけっこうストレスですよね。

やりたいことだけマイペースにできたらなぁ〜
なんて思うことも多々。

そこで最近読んでいる本で今の自分と重なるところがあったので記事にすることにしました。

こちらの本です↓


エッセンシャル思考とは何か?

エッセンシャル思考とは、自分や資源の限られたエネルギーの使いどころを必要最小限にすることで、いちばん重要なものごとにおいて最大の成果をあげることのできる技術のこと。
あらゆる選択肢を前に、そのすべてを選ぶことをやめ、「いま本当に大切なものはなにか?」を自分に問う時間を十分に設け、選びとることです。

『エッセンシャル思考〜最少の時間で成果を最大にする〜』グレッグ・マキューン著より

この「あらゆる選択肢」はあらゆる業務とも置き換えられますね。

それをいうとわたしの職場は、いろいろなことをやっていて(大抵の職場はいろいろなことをやっているだろうけど)とにかく雑務が多いです。

たとえばレジをやったり
受付をやったり
電話応対をしたり
請求書を作ったりファイリングしたり
動物にエサをあげたり←
とある食品を作ったり
発送したり梱包したり
(書いてて、何屋さんだよ?!と思わず突っ込みたくなった)

ごちゃごちゃ


そんな職場で働きながら気付いたことが、
「どうやらわたしは単純作業が苦手」だということです。

単純作業=重要ではない仕事ではないけど


例えば撮影された写真をパソコンに取り込んで加工したり、文字入れしたり、決まったフォーマットに決まった文章を打ち込んだり、そういうものを延々とやっていた時は夕方になるとひどい偏頭痛に悩まされました。
(ロキソニンを会社のロッカーに常備していたほど)

時にはシール貼りや紙の裁断、大量の書類のファイリングなどの単純作業で1日が終わる日もありました。

子どもが小さいうちはそれでも「こんな単純作業でもお金がもらえるだけありがたい」ともくもくこなしていました。

でも、そういった作業はぶっちゃけ
とてつもなくつまらなかったんです。。

やるのがわたしでも、わたしでなくても、
成果物は大して変わらないから。

「自分らしさ」を出せる仕事との出会い


そういう日々に少し変化が生じたのは
店頭のPOP作りをお願いされてからでした。

真っ白なキャンバス(画面)を前に最初は戸惑いました。デザインなんてやったことがない!

会社にはデザイナーがいるのだから、そっちに任せた方が絶対にいいものが出来上がるのに…
モヤモヤしながら取り組んだのを覚えています。

何をどこに配置したら?フォントは?色は?

出来上がったのはとても拙い1枚のPOP。
苦笑いされたのを覚えています。
「わたしにはできませんよ」思わず愚痴りました。

でも周りの人は、
「もっと文字を減らして図にしたらいいんだよ」「イチから自分で考えないで、まずはネットの海にある大量のお手本を真似すればいいんだよ」と優しくアドバイスしてくれました。

それからプロのデザインを真似することを覚え、それなりなものが作れるようになりましたが、今でもその「最初に作ったPOP」はわたしのフォルダに大切に保存されています。

見返すたびに「これはひどいなぁ」と思うんですけど、なんだか消せなくて(笑)

そうやってやり続けるうちに、何度も頼まれるようになりました。
やればやるほど「次はこうしよう」「もっとこういう表現がいいのでは」が頭の中に浮かんで

「すごいね」「ありがとう」「さすが!」

その言葉が励みになり、気付いたら自分なりにツールの勉強をしたり街中でもデザインを目で追うようになっていました。

単純作業にはない楽しさに気付きました。
こういう仕事なら頭も痛くならないし
達成感もある

そのうち「あなたには考えたり、作ったり、生み出したりする方の仕事をメインでやってもらいたい」と言われました。

思考錯誤する難しさと楽しさ


単純作業からの卒業!?


と浮かれたのも束の間、同僚たちの業務量はわたしがやらない分増えるわけです。これは不満が出るのでは?と不安になりました。

でもわたしが苦手な単純作業は、どうやら他の人にとってはあまり苦ではないようでした。

わたしよりずっと作業スピードも速く、それを「わずらわしい」とは感じていない様子。(よくよく話してみたことはないので本当はどうか分かりませんが)

それでも煩雑なことには変わりがありません。

ひたすら単純作業をやっているときは
ただ「やる」ことしか選択できませんでした。

でも、考える時間の増えた今なら違うかもしれないと思いはじめたんです。

エッセンシャル思考=自分は重要なことだけやって雑務を他の人に押し付けること?


「重要な仕事だけやる」というと
じゃあ残された単純な仕事、さして重要でないけど誰かがやらないといけない仕事を押し付けられた方はどうなるんだろう?とモヤモヤしました。

だけど単純作業が減り、より「考える」時間が増えたことで、そもそもその単純作業が本当に必要なのか?もっと効率化できないか?どうやったら楽になるか?を考えて行動する余裕ができました。

この考えて行動するのが「重要な仕事」であるならば、「重要じゃない仕事」を「重要な仕事」がよりやりやすいように改善することは実現可能だと思うんです。

わたしは単純作業から卒業はしたけど、
「単純で煩雑な作業をいかに楽に素早くできるようにするか」を考えて、そういう仕組み作りに貢献したいと思っています。

それがわたしの「重要な仕事」なのかなと
この本を読んで思った次第です。


今なにが自分にとって重要なのかを見つける方法


今、なにが重要かを考えるのには
「今、ここ」に集中するマインドフルネス(瞑想)の技術が活かされそうです。

本の中でも後半に少し紹介されていました。

面白いことに、この本の中には『失敗の科学』の中の事例も載っていて、色々読書していると繋がる部分が多くそこを発見するのも楽しいです😊

失敗の科学についてはこちらの記事↓


今回マインドフルネスの本も購入したので
そちらも読んだらやり方をまとめて記事にできたらと思います!


ここまで読んでくださりありがとうございます!

今回は「仕事」において重要なこと、のお話でしたが、わたしの「人生」において重要なことってなんだろう?をこの本を繰り返し読みながらさらに深めていけたらと思います。

あなたの人生で本当に重要なことはなんですか?

小さなことでも大きなことでも、教えてくれると嬉しいです!

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